このところ釣りへ行けない日々が続いているので、楽しかった思いで話をアップしてみようと思う。
私がシアトルへ行ったのは、今から約4年前。
まだまだ残暑の厳しい9月中旬頃の事であった。
この辺りでは、夏から秋にかけてサーモンやスチールヘッドが遡上するため、この時も河口に近い市内の河川でウェーディングしているアングラーを多く見掛けた。
ところが、この光景、私にとってはかなり違和感のあるものだった。
というのも、川は茶色で水量が多く、水はどこまでもゆったりと流れていて、そもすると荒川や利根川の下流部か、江戸川に居るのではないかと錯覚してしまう程で、ここでサーモンやスチールヘッドが釣れるなどとは到底思えなかったからだ。
もちろん、水は濁っているので、橋の上から眺めてみたところで、魚影はおろか、川底だって見えない。見れば見る程、鯉かナマズが潜んでいそうな流れであった。
写真は瀬尻のポイントで群がるようにウェーディングするアングラーたち。
後ろに見えるのは、有名なタコマ富士。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます