らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

冬山を楽しむ! 石老山

2017年01月23日 | 山登り

2017年の登り初めは、神奈川県にある石老山。
相模湖駅から三ケ木行きバスに乗車後10分で登山口に着くからアクセスは良い。
石老山は標高702mであるが山頂から富士山と丹沢の展望がよいらしい。
また、古い奇岩・巨岩が多く筑波山に負けず劣らずであるとのことだ。
そして今回は3歳になったばかりの娘を登山デビューさせるという目的にも良い山だと判断。
さて久々の山行、どうなるのだろう?


石老山入口バス停から歩いて20分程で登山道入り口の標識が出てくる。
相模湖病院の横道をさらに進むと顕鏡寺境内へ続く。
入口でお浄めを済ませてから、石段を登り登山道へ入る。


標識は要所にあり、分かりやすい。
境内に入り、神奈川県で一番大きいイチョウの巨木が出迎えてくれる。
ここからしばらくは、奇岩・巨岩が続き見応え抜群!
一番大きな岩である雷電岩は、岩という塊があまりにも大きすぎて非常に驚かさせる。
きっと遠い昔からこの岩は存在していて、今こうして目の前にあることが不思議に感じる。


不思議な形の霜柱を発見! どうやって、こんな形になったんだろう…?
所々。凍ってツルツル滑りそうな岩があるところは足元を注意して進む。


「あるく」と言う娘を背負子から下して歩かせる。
融合平見晴台を過ぎれば、歩きやすい登山道であるからちょうど良い。
ここから山頂までは、ゆっくり娘のペースに合わせて歩く。
「頑張ろうね!」と励ますワタシ。
出発の数日前からずっと、今度行く山は自分の足で登ろうね、と言い聞かせていたからか。
かなりやる気満々の娘を信じて、ゆっくり登り始める。


登山道には、いろんな形の霜柱があり面白い。
足で踏んでザクザクっと音をたてるのがまた楽しい。
娘に、ほら、やってみたら?と言うも何故か怖いと嫌がる…


娘が歩き始めてから90分経過。
山頂直下の丸太の階段でも弱音を吐かずに登り続ける姿に娘の成長を感じる。
3歳でこれだけ登れるのなら、今度どんどん登らせてさらに鍛えよう…。
それなら、もっと山の行動範囲が広がるかも、とすでに先々のことを想像するワタシ。


もう少し、もう少しと励ましながら、ようやく山頂が見えてきた。
13時、無事に石老山山頂702mに到着。
着いた-!家族全員で娘の初登山達成を喜ぶ。
雪で白くなった丹沢山系の眺望が良い。富士山は残念ながら見えず。
山頂は登山者で結構賑わっている。
私たちは、石老山は今回の山登りで初めて知ったのだが地元では人気のある山らしい。
冬山のシーズンでも比較的安全に登れる山であるからだろう。


外の気温はマイナス4度。
持参したテントを手早く設営して、中で寒さをしのいでゆっくり昼食。
味噌煮込みうどんとお餅を食べて、身体の芯から温まる。
具沢山のお鍋をいっぱい食べて温まると、外の寒さも忘れそうだ。

 
山頂から見える雪山が恋しくなるワタシ。
やはり、山は冬が一番好きだなと改めて感じる今回の山登りである。
往路と同じ道を戻り、16時前に無事に下山する。

久々の山登りが楽しかったことはもちろんのこと。
それ以上に、3歳の娘が2時間近くかけて山頂まで歩き通したことが嬉しい。
今年も、家族みんなで少しずつステップアップしていきたい。

 

 


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