夏山は大菩薩嶺へ

お盆休みに入り、ようやく待ちに待った山活動開始。
ずいぶん長い間、山に登っていなかったので体力低下が心配のワタシ。
また夏山なら縦走は…とも考えたがやはり1歳児連れではまだ厳しい。
結局、ベースキャンプで日帰りの登山となり今回の大菩薩嶺登山となる。
ここはアクセスも良く、キャンプ場の標高は1530ｍもあり下界の暑さから逃れられる。
しかも、ワタシは初めて登る山であることが何より楽しみだ。
ウキウキ気分で現地に向かう。

初日は移動のみ。
ロッジ長兵衛で受け付けを済ませてからテント設営。
ここのテント場が思いがけず広くて静かで快適！
娘も楽しそうにあちこち歩き回っている。
そして涼しい。いや、じっとしていると肌寒いくらいだ。
夕食は山梨名物ほうとう鍋と甲州ワインで宴会。
19時、三人揃って就寝。

翌朝、雲があるもののまずまずの天候。
朝食を済ませると早速、大菩薩嶺目指して出発する。
ロッジ長兵衛から福ちゃん荘までは20分ほどで到着。
ここからは展望のよい唐松尾根にルートをとる。

所々、急な箇所もあるがとくに歩きにくいこともなくグングン進む。
晴れていれば途中から富士山や南アルプスが見えるはず…

雷岩まで登ってきたとき「ここが山頂か？」と思ったがまだここから10分先だった。
雲があり、期待した展望は望めなかったが休憩するには広くて快適な場所だ。
ここで我々も少し休憩してから山頂へ向かう。

出発から約2時間で大菩薩嶺山頂に到着する。
頂上は林の中で展望はない。
記念撮影をしてから雷岩に戻り、昼食をとってから下山開始。

久しぶりの稜線歩きに、山最高～とご機嫌なワタシ。
賽の河原まで大菩薩湖を見下ろしながら気持ちの良い楽しい稜線歩きが続く。

賽の河原にある避難小屋まで来た。
ここから10分ほどで大菩薩峠だ。

峠に建つ介山荘が見えてきた。
そこから石丸峠経由でも下山出来るが、我々は福ちゃん荘に下る方を進む。

13時半、無事に下山。
心配していた体力の低下も感じられず、もう少し歩けるな！と思えたから嬉しかった。
長すぎないコースタイムで、娘にも負担が少なくてちょうど良かった。
久々の山登りを家族で楽しめた大菩薩嶺であった。