ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

このサイトの全ての写真・文章の著作権は個人に帰属しています。
商業利用やブログその他での転用をご希望の際はメールにてご連絡をよろしくお願い致します。

愛嬌のあるハロウェルアマガエルとヒメアマガエル

2016-06-11 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

奄美大島の写真があともう少しあります^^;
ハロウェルアマガエルは奄美~沖縄島にかけての中琉球の固有種です。








ハロウェルアマガエル(分布;奄美大島から沖縄島にかけて)
本土のアマガエルより細身で可愛げのあるカエルです。
鳴くときの喉やお腹の膨らませ具合がとってもキュートで見ていて飽きません^^
夜に田圃周辺を歩くとギーギーギーとたくさん声が聞こえてきます。
ライトを弱くしてじっくりと探すと葉や茎の上にいるのを見つけることができます。
人の気配を察すると鳴くのを止めるので素早く近づいて数枚だけ撮るを繰り返して楽しみました。











ヒメアマガエル(分布;奄美諸島・沖縄諸島・先島諸島)
琉球列島に棲む体長2.5cm前後の日本で一番小さなカエルです。
色は褐色で緑色にはならないので割と地味な印象はあります。
特徴は逆三角形のズングリした体型と背中のクリスマスツリー模様です。
目が離れているので正面顔が面白いです^^









フォトチャンネルです。
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


アオショウビン・ヒメヤマセミなど~台湾の野鳥2015-16


ギンザンマシコ・コミミズクなど~冬の野鳥2015-16










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奄美大島のオットンガエル

2016-06-07 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

奄美大島の巨大ガエル、オットンガエルです。
オットンは奄美で大きいという意味なのでつまりは大きなカエルということになります。








オットンガエル(分布;奄美大島・加計呂麻島)
オットンガエルは沖縄島のホルストガエルの近縁で奄美の固有種です。
とにかく太くてデカいカエルでその大きさに圧倒されます。
雨の日に林道によく出てくるので撮影はそう難しくはありませんでした。

一番下は夜の奄美自然観察の森のビオトープに浮いているところを撮りました^^;
森林性のカエルなんですが繁殖が近いので池にいたみたいです。
昼間に池の岩穴から顔だけ出していたのでここで繁殖するつもりなんでしょうね^^








フォトチャンネルです。
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


アオショウビン・ヒメヤマセミなど~台湾の野鳥2015-16


ギンザンマシコ・コミミズクなど~冬の野鳥2015-16










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奄美大島のヒャン(リュウキュウベニヘビ)

2016-05-24 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

今回の奄美大島でまさか出会えるとは思っていなかったヒャンに出会いました^^






ヒャン
ヒャンと言ってもなんのことかわからない人もいるでしょうが写真の通りヘビです。
細くて小さなヘビですが一応コブラのなかまで猛毒を持っています。
ただ、口が小さいので噛まれることはないようで、
たとえ噛まれても毒が分泌されるほど強く噛めないらしく実害はないとのことです。

林道の際にいたのを見つけてなんとか撮りやすいところに持って行こうと
竹の棒で救い上げるとそのまま棒に絡みついたので、
ガードレールに立てかけて暫し撮影しました。



ヒャン(リュウキュウベニヘビ)は3亜種に分かれます。
・亜種ヒャン(奄美大島・請島・加計呂麻島・与路島)
・亜種ハイ(沖縄島・伊平屋島・渡嘉敷島・徳之島)
・亜種クメジマハイ(久米島・伊江島・座間味島・渡名喜島)

写真の個体は奄美大島で撮影したのでもちろん亜種ヒャンですね。
お隣の徳之島は亜種ハイの分布域なのがちょっと驚きです。









フォトチャンネルです。
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


アオショウビン・ヒメヤマセミなど~台湾の野鳥2015-16


ギンザンマシコ・コミミズクなど~冬の野鳥2015-16










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アマミハナサキガエルの色彩バリエーションいろいろ

2016-05-20 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

奄美大島の夜の一番の目的はアマミイシカワガエルでしたが、
このアマミハナサキガエルも色彩豊かで面白いカエルです。




















アマミハナサキガエル 分布;奄美大島・徳之島
アマミハナサキガエルはとってもスマートで姿勢がよくジャンプ力の強いカエルです。
そして、とにかく背中の色彩バリエーションが豊かで見ていて飽きません。
沖縄本島のハナサキガエルより一回り大きく緑色の個体が多いのでとっても見ごたえがありました。
















フォトチャンネルです。
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


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日本一美しいアマミイシカワガエル

2016-05-16 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

奄美大島固有種のアマミイシカワガエルです。
日本一美しいカエルと言われるだけあって抜群の存在感です^^















アマミイシカワガエル
晴れた日の夜、たまたま通りかかった小さな沢の滝の際に数個体がいました。
ちょっと思っていたのとは違う場所で出会ったので驚きながら、
水の滴る綺麗な沢で濡れながら夢中でたくさん撮りました^^;

ちなみに、翌日以降もこの沢をチェックしましたが1匹も見当たりませんでした。
たまたまいたのか?時間帯の問題なのか?とにかくラッキーな出会いでした^^

















アマミイシカワガエル
本来はこのように苔むした斜面に出てくることが多いようです。
この写真のうちの2個体は毎晩同じ場所に鎮座してました。
きっと、近くに穴があって日中はそこに隠れていることでしょう。













フォトチャンネルです。
アカヒゲ・ルリカケスなど~奄美大島の野鳥2016


ハダカハオコゼ・コブシメ産卵など~奄美大島ダイビング2016


ヨタカ・キジなど~2016春


アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄・奄美の生き物2016


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アズマヒキガエルの抱接

2016-04-19 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

ギフチョウを撮りに行ったときにアズマヒキガエルを見つけました。


アズマヒキガエル
雄が黄土色で雌が赤茶色です。
思いのほか鮮やかな色をしています。
雄と一緒に写っているのは卵です。








ニホンヒキガエル(亜種アズマヒキガエル)抱接
なんと昼間に抱接中の個体を発見^^;
昼間にヒキガエルがウロウロしてるなんて春ならではでとても珍しいです。
この雄はほとんど寝ている感じですが雌だけは離さないという意思を感じます^^;













ニホンヒキガエル(亜種アズマヒキガエル)抱接
これは別個体のペアで暗い場所に居たので雌雄とも色がくすんでいます。
上のペアと比べると環境によって体色を変化させることが写真でよくわかりますね。
それにしても、ヒキガエルの抱接は大迫力でした^^





参考までに亜種ニホンヒキガエルも載せておきます。

ニホンヒキガエル(亜種ニホンヒキガエル)
地元箕面で見つけたので地理的に亜種ニホンヒキガエルの筈です。
形態的に見てもやはり鼓膜が小さいのでニホンヒキガエルに見えます。

ヒキガエルは後頭部にある大きな耳腺から強力な毒液を出します。
また、背面などの皮膚のイボからも牛乳のような白い有毒の粘液を分泌します。
素手で触った場合はすぐに流水で洗い流したほうがいいでしょう。






○亜種アズマヒキガエル
体長6-18cm、鼓膜は大型で、眼と鼓膜間の距離よりも鼓膜の直径の方が大きい。
東北地方から近畿地方北部、島根県東部までの山陰地方北部に自然分布。

○亜種ニホンヒキガエル
体長7-17.6cm、鼓膜は小型で、眼と鼓膜間の距離は鼓膜の直径とほぼ同じ。
鈴鹿山脈以西の近畿地方南部から山陽地方・四国・九州・屋久島に自然分布。










フォトチャンネルです。
アリスイ・オジロビタキなど~春の野鳥2016


ヤンバルクイナなど~沖縄の生き物2016


アオショウビン・ヒメヤマセミなど~台湾の野鳥2015-16


ギンザンマシコ・コミミズクなど~冬の野鳥2015-16












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沖縄やんばる固有種のナミエガエル

2016-04-02 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

3月の3連休に撮った沖縄やんばる固有種のナミエガエルです。









ナミエガエル  OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZD60mm Macro(F2.8)
ナミエガエルは結構大型のカエルで10cm前後になります。
渓流性のカエルで日本では水中で餌を食べることのできる唯一のカエルだそうです。
目の形が菱形をしていてストロボの当て方によっては赤くなります。

今回のやんばるでは乾いたところではなく必ず水で濡れている場所にいました。
カエルには珍しく雌より雄のほうが大きくなります。
雄は下あごの牙状突起がより顕著ということで1~4枚目は雄、
牙状突起が控えめで包接による傷跡?らしきものがあるので5~9枚目は雌ではないかと思います。
ただし、ナミエガエルの繁殖期は4月~6月なので傷跡については?です^^;
(他種のカエルに抱きつかれたのかも知れませんね)









ナミエガエル若(黒変)
水中に4cmぐらいの若い個体(黒変)がいました。
完全に景色に溶け込んでいるのに我ながらよく見つけたなと思います。

1枚目は3/19日撮影、2枚目は3/20日撮影で全く同じ場所に居たことがわかります。
模様を見ると同一個体とわかりますが日によって体色の濃淡が多少違いますね。
環境によって上手く色を変えることができるんでしょうね^^









フォトチャンネルです
ヤンバルクイナなど~沖縄の生き物2016











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沖縄やんばる固有種のハナサキガエル

2016-03-30 12:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

3連休の沖縄やんばるはカエルなどの夜間撮影に力を入れてみました^^




ハナサキガエル OLYMPUS OM-D EM-1/M.ZD60mm Macro(F2.8)
ハナサキガエルは沖縄やんばる固有種の綺麗なカエルです。
特に上2枚の緑色のハナサキ君は抜群に綺麗でした^^

手足が長くスマートな体型でジャンプ力も強いです。
今回は渓流や沢沿いで3個体か見つけることができました。
ただし、ヒメハブも同じようなところにいるので要注意でした^^;











フォトチャンネルです
ヤンバルクイナなど~沖縄の生き物2016












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湧水池のハリヨ婚姻色

2015-08-18 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

前のとは違う場所でハリヨの婚姻色をたくさん撮りました。

マスクとシュノーケルにウェットスーツを着用して、
水深30-50cm幅3mぐらいの水路に入ってじっと待って撮ります。
少しだけ流れがあるので水の濁りもなんとか我慢できます。
水温は推定18℃で1時間も入っていれば体が冷え切ってしまいます。









ハリヨ♂
じっくり探すと綺麗な婚姻色の出ているオスの巣を見つけることができました。
地面をすり鉢状に掘って草切れなどを敷いてトンネル状の巣をつくります。
体から粘液を出して巣が崩れないように何度も整えていました(2・3枚目)。
そして、やってきたメスに巣の位置を示し(4枚目)産卵を促すとメスが巣の中に潜り込んで産卵をしました。
続いてオスが巣に潜って素早く放精をしました(5枚目)。
その後もオスは巣の中に新鮮な水を送ったり忙しそうに世話をしていました。










ハリヨ♂
こちらのオスは上の個体より婚姻色が少し薄い感じです。
縄張り意識はあまりないようで他のオスが来てもわりと仲よく泳いでいました。
この湧水池にはハリヨは溢れるほどいるので縄張り意識がそれほどないのかも知れませんね。









ハリヨ♂
繁殖期のピークは3月から5月なのでほとんどのオスはこんな感じです。
アイリングが少し青いのでオスとわかる程度です。









ハリヨ♀
典型的なメスはお腹が膨らんでいるのでわかります。
色は銀色っぽい感じですが光の加減で金色にも見えます。


ハリヨはもう少し撮っているのであと1回ぐらいは載せると思います。








フォトチャンネルです。
ハリヨ・ハッチョウトンボなど~2015夏


赤色型コノハズク・アカショウビン・ブッポウソウなど~夏の野鳥2015


コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


コマドリ・カラアカハラなど~関西の野鳥2015春


ホントウアカヒゲなど~沖縄の野鳥2015春


ベニヒワ・ケアシノスリ・ユキホオジロ~本州の野鳥2015冬








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ハリヨの巣づくり

2015-08-09 20:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

とっても暑い日が続くのでどこか川にでも涼みに行こうと準備もそこそこに出かけました。







ハリヨ♂ 全長5~7cm
ハリヨは自然分布では滋賀県北東部と岐阜県南西部にしか生息していない淡水性のトゲウオのなかまです。
(三重県では絶滅後移入、兵庫県では人為的に移入、滋賀県米原市の地蔵川では放流イトヨと交雑)
水温10度~20℃の湧水にだけ住む氷河期の生き残りの魚で雄は水底に穴を掘って巣をつくります。

巣づくりをしている大きなオスを見つけたので集中して狙ってみました。
藻や草切れを咥えて持ってきては巣穴に詰めて口や腹鰭で整えたり水を送ったりしていました。
餌も食べずに同じ行動を延々と繰り返していたので巣の中には卵があるのだと思います。
全身の鰭を立てたときにハリヨ(針魚)の名前の由来である棘状の鰭が見て取れます。

ホントは婚姻色のオスを撮りたかったのですがもうこの雄は産卵後期のようで黒化していました。
時間があればもう一度きちんと装備を整えて婚姻色のオスを探しに行ってみようと思います。











フォトチャンネルです。
赤色型コノハズク・アカショウビン・ブッポウソウなど~夏の野鳥2015


コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


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モリアオガエルの産卵

2015-07-10 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

ようやくまともなモリアオガエルの産卵を撮ることができました。



モリアオガエル産卵
このペアを見つけたときはもう産卵が終わりかけていてちょっとしか撮れませんでしたが、
まあまあ撮りやすいところで産卵をしてくれていました。

遠目での撮影も試みましたがAFが迷ってシャッターが降りませんでした。
MFで撮ろうとあれこれしているうちに産卵が終わってしまいました。
引きの絵が撮れなかったのが心残りです。




モリアオガエルの産卵方法
雌雄の体から分泌される粘液を足でかき回して白い泡の塊を作ります。
そして、雌の産卵と同時に雄が精子を出すことで卵塊の中で受精が行われます。
拳ほどの大きさの塊の中の受精卵は1週間ほどで孵り雨とともにオタマジャクシは落下していきます。




このモリアオガエルの産卵はハイキング道の遊歩道にあるのですが、
最初に見つけた1個とその後に産卵した6個の合計7個ともが誰かの手によって潰されて道路に無残な姿を晒していました。
1日だけでなく少なくとも平日の昼間数日間に渡って生まれるごとに潰されていたので子どもの仕業ではなさそうです。
もちろん、卵塊の近くで見張っていたカエルも全て姿を消しています。
ヤイロチョウの写真をパクられたときとはまた違うとっても悲しい気持ちでいっぱいです。
世の中には自分には理解できないような人たちがいるんですね。。。











フォトチャンネルです。
コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


コマドリ・カラアカハラなど~関西の野鳥2015春


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渓流のモリアオガエル

2015-07-05 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

渓流のモリアオガエルです。

















モリアオガエル/Forest Green Tree Frog/Rhacophorus arboreus/日本固有種
渓流のモリアオガエルは比較的明るめの綺麗な緑色をしています。
水が透明なのと新緑の葉の色に合わせている感じです。
ここのモリアオガエルはいつ行っても同じような場所に同じ個体がいて面白いです。

鳴いているカエルの撮り方
鳴いているカエルを見つけたらできるだけライトを当てないようにして静かに近づいて三脚で構図を決めます。
鳴き始めるまで姿勢を低くしライトを消して待ちます。
周りのカエルが鳴き始めたらそれにつられて鳴くので何分でもじっと待ちます。
鳴き始めて暫くしてからリモコンレリーズでタイミングよく撮ります。
これを撮るには結構な忍耐が必要です。










フォトチャンネルです。
コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


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池のモリアオガエル

2015-07-01 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

池のモリアオガエルを見に行きました。















モリアオガエル/Forest Green Tree Frog/Rhacophorus arboreus/日本固有種
ヒノキ林にある小さな池のモリアオガエルです。
この日は結構な数が活発に活動していました。
やはり暗い環境で暮らしているモリアオガルは暗色が多いようです。
この場所には数日後にもう一度行ったんですが不思議と全く気配がありませんでした。

下の2枚は別の場所で見つけた産卵シーンですが溝の排水管の上というなんとも殺風景なところでした。
体から水分を搾り出して泡を作っているので体表はカラカラで艶もありませんね。











フォトチャンネルです。
コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


コマドリ・カラアカハラなど~関西の野鳥2015春


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梅雨のモリアオガエル

2015-06-17 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

梅雨入りしたので6/12日の夜に近所の川にモリアオガエルを見に行ってきました。










モリアオガエル/Forest Green Tree Frog/Rhacophorus arboreus/日本固有種
沢沿いで数個体見つけることができました。
この日の産卵は既に終わっていましたが卵塊の上に雌が1匹いてくれました。
雌は大きくて59-82mm・雄は小さく42-62mmで背面は綺麗な緑色から黒斑が全体に広がっているものまでいろいろです。
近縁種のシュレーゲルアオガエルに比べてより大型で虹彩が通常はオレンジ色であることで区別します。
体色や模様は生息環境によりかなり個体差がある感じですね。
※シュレーゲルアオガエル(♂32-43mm/♀43-53mm)の虹彩は黄色です。







モリアオガエル/Forest Green Tree Frog/Rhacophorus arboreus
更に散策するとペア+1が並んでいるところを発見しました。
そばに朝にはなかった新鮮な卵塊があったので産卵行動を終えた後だと思います。
あと2時間はやかったら産卵していたのに・・・・。

今期、まだ産卵チャンスがあればいいのですが。


機材;カメラOM-D E-M1/レンズM.ZD60mm Macro(F2.8)/三脚/レリーズ/ストロボ使用
設定;マクロモード/SS125分の1/絞りF8.0/Vivid/ISO自動(200-800)








フォトチャンネルです。
コルリ・キビタキなど~夏の野鳥2015


台湾のカエルとヘビと野鳥~2015GW


コマドリ・カラアカハラなど~関西の野鳥2015春


ホントウアカヒゲなど~沖縄の野鳥2015春


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台湾のカエル9種

2015-05-08 21:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

GWの台湾では野鳥はそこそこ撮りましたがまだ編集ができていません。
今回は夜に散策したカエルを9種まとめてUPします。
※和名がわからない種がいくつかあります。

カエルの撮影方法ですが今回撮ってみてある程度コツをつかみました。
1.夜間なのでストロボとライトは必要。
2.絞りはF8前後で距離が近ければもっと絞る。(例外あり)
3.カエルの目がおかしくなるのでライトは最小限で薄く当てる。
4.今回は手持ちだが動かないカエルの場合は三脚とレリーズを使えばいい瞬間を撮れる。


樹蛙科/アオガエル科/Rhacophoridae








台湾名;莫氏樹蛙 英名;Moltrecht's tree frog 和名;モルトレヒトアオガエル
台湾固有種で0~2500mの中低山地帯で普通種。中小型で♂4-4.5cm♀4.5-5.5cmで最大7cm。
背面は墨緑色で雌は細小の白斑が見られる。腹面は白色で側面に黒斑が散見される。
アイリングは橙色。後足の裏太腿が赤地に黒斑。指先の吸盤は大きくはっきりしている。
オンブガエルとオタマガエルめっちゃ可愛い^^






台湾名;布氏樹蛙/白頷樹蛙 英名;Brauer's tree frog/White lipped tree frog 和名;タイワンシロアゴガエル
台湾・中国からインドにかけて分布。中型で♂5-6cm♀6-7cm。
背面は黄土色から赤土色。口先が尖っているのが特徴。鼻先から鼓膜上側にかけて橙赤色(上)と黒色(下)のラインがある。
外来種の斑腿樹蛙/シロアゴガエルに似るが上唇に白いラインがあることと内腿と体側の白黒の網紋が比較的大きいことで区別する。
ステルス性の高いカエルでした。





台湾名;日本樹蛙 英名;Japanese Buerger's frog 和名;リュウキュウカジカガエル
台湾島・沖縄諸島に分布。小型で♂2.5-3cm♀3-4cm。背中は赤褐色から褐色・黒鼠色まで変化に富む。
面天樹蛙に似るが背中のX字の黒ラインは細い。指先に吸盤がある。背中中央に突起が1つある。
沖縄に分布するリュウキュウカジカガエルと同種。
※現在は周氏樹蛙/Chou's stream tree frog, Yaeyama Kajika Frog/Buergeria choui (Matsui & Tominaga, 2020)
 と名づけられてヤエヤマカジカガエルと同種になっている。
※写真は黒化個体
黒すぎてカジカガエルには見えない^^;







台湾名;面天樹蛙 英名;Meintein tree frog 和名;?
小型で♂2-3cm♀4-5cm。背面は赤褐色に太いX字またはH字型の黒いラインがあるのが特徴。腹部は白色に灰黒点見られる。
四肢の外側に白色の小さな突起があることで日本樹蛙と区別する。
台湾固有種で八重山のアイフィンガーガエルに近い種。
確かに写真で見ると白い小さな突起がよく目立つ^^




狹口蛙科/ヒメアマガエル科/Microhylidae

台湾名;小雨蛙 英名;Ornate Narrow-Mouthed frog 和名;ヒメアマガエル
奄美・沖縄諸島・台湾・中国・東南アジア・南アジアに広く分布。小型で♂2-2.5cm♀2-3cm。
背中は土褐色で緑色にはならない。下腹が大きくて体型が三角形なのが特徴。
背中にクリスマスツリーのような左右対称の特有の黒い模様がある。
奄美~沖縄島に分布するヒメアマガエルや八重山に分布するヤエヤマヒメアマガエルの近縁種。
めちゃ小さくてメタボ体型^^




蟾蜍科/ヒキガエル科/Bufonidae



台湾名;黒眶蟾蜍 英名;Spectacled toad 和名;ヘリグロヒキガエル
台湾・中国・東南アジア・南アジアに広く分布。中型から大型で6-12cm。
体色は黒色または灰黒色から黄土色まで変化が多い。眉の凹凸が特徴。
和名の通り口と目の周りの黒ラインが明瞭で指先が黒いことで他種と区別する。有毒。
ヒキガエルには毒がある。




赤蛙科/アカガエル科/Ranidae


台湾名;腹斑蛙 英名;Olive frog 和名;ハラブチガエル
台湾島・中国大陸などに200m以下で普通種。中型で♂6-7cm♀6-7cm。
背面は全体的にオリーブ色で背中の真ん中のラインが顕著。鼻から目を通るラインは背中の途中で途切れる。
腹の側面に少し大きい黒斑が見られるので腹斑蛙と名づけられた。非常に高くて大きな声で鳴く。
日本のヤエヤマハラブチガエルの近縁種。
縄張り性が強いようで毎日同じ場所にいました。







台湾名;拉都希氏赤蛙 英名;Latouchte's frog 和名;? 
台湾・香港・中国南部などに分布。中型で♂4-5cm♀5-6cm。体は扁平で背中は赤褐色。
鼻先から体側にかけて目を通る赤っぽいラインが入る。鼓膜の後ろに白いラインがないことで貢徳氏赤蛙と区別する。
確かにかなりスリムなアカガエルでした。







台湾名;貢徳氏赤蛙 英名;Gunther's frog 和名;? 通称;イヌガエル
台湾・中国南部などに分布。大型で6-8cm最大12cm。体は比較的細長い。
鼻先から体側にかけて目を通る赤っぽいラインが入る。鼓膜の後ろに耳飾りのような白ラインが入ることで拉都希氏蛙と区別する。
ウワーンウワーンと鳴くことから通称イヌガエルとも呼ばれ日本では鳥羽水族館で展示されて有名になった。
白い耳飾がお洒落。






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