ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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オオルリの巣がヘビにやられた日のこと・・・閲覧注意!!

2015-08-28 20:00:00 | 野鳥-本州/四国

今回はオオルリの巣がヘビにやられた日のことを書きます。
ヘビの写真を見たくない方は下にある~以下閲覧注意~以降を見ないようにお願いします。




7月15日の早朝、オオルリの様子を見に行くとあろうことか巣の中にヘビがいて口に雛を咥えていました・・・。
とりあえず、すぐにヘビを巣から叩き落としました。
1人いた先客もヘビを見て茫然と立ち尽くしておられました。
聞くと先客が到着したときには既に巣に雛はおらずヘビがいたので叩き落としたが巣まで上がって来たとのことでした。

叩き落としたヘビを見ていると絶命した雛を咥えたまま三たび巣に登って行きます。
憎っくきヘビですが流石に殺すことはできないので腹は立つけどもう見ているだけです。
よく見るとお腹に膨らみが1つ、口にもう1つ咥えているのであと1羽はどこかにいるはずです。
ヘビもそれを知っていて巣まで三度も行くのではないかと思いました。

オオルリの雌親はしきりに巣のそばまで来てヘビを威嚇しています。
雄親は少し離れたところでかすかに囀っています。
見ていても気分が悪いので帰ろうかと思いましたが、
同行の友人が「オオルリの雄が餌を咥えている」と言います。

付近に雛がもう1羽いるのでは?と思い直して周囲を注意深く探してみました。
すると、巣から少し離れた小川の岩の隙間に雛を発見しました。
このままではヘビから近い上に行き場がなく水に落ちるところだったので、
手袋をして雛を親の近くの安全そうな場所に持って行きました。






オオルリ雛
1枚目は蛇から逃れた雛を発見した川床(8:54)
2・3枚目は最初に持って行った安全な場所(8:58-59)
4枚目は歩いて移動途中に休憩していた場所(9:10)
5・6枚目は最終的に落ち着いた場所で親から餌を貰うところ(12:02-07)


2・3枚目の場所に持っていくとすぐに親鳥が近くまで来てくれました。
少し歩いて4枚目の場所で親から餌を貰ったのでその場から離れることにしました。
2時間ぐらいして戻って様子を見てみると5・6枚目の場所にいました。
ここで盛んに親から餌を貰っていたのでもう大丈夫かなと判断して帰ることにしました。



オオルリの雛は通常は12日ほどで巣立ちます。
孵化10日目のこの個体ならなんとか生き延びられているのでは・・・と願うばかりです。

ちなみに、このオオルリが元気に営巣していたときの記事はコチラです。










~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~
これより下にちょっとエグいヘビの写真があります。
見たくない方はスクロールしないでください。
~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~
















~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~
これより下にちょっとエグいヘビの写真があります。
見たくない方はスクロールしないでください。
~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~




















~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~
~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~以下閲覧注意~


オオルリの雛を食べるシマヘビ
1枚目は叩き落したシマヘビが雛を咥えたまま三度巣に上がったところ(8:34)
2枚目は咥えていた雛を飲み込んだところ(8:41)

このシマヘビは40cmぐらいの幼蛇でしたがそれでも雛を2羽も丸呑みすることに驚きました。
こうして撮ってはいますが全然冷静ではいられずため息ばかり出ました。
例えここで死んだ雛を口から引っ張り出したとしても、
このヘビをとっ捕まえて殺したとしても何の解決にもなりません。
結局は自然の摂理に任せるしかないことなのです。
せめてもの弔いの気持ちを込めて数枚だけシャッターを押しました。














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