ダイビングと生き物の写真ブログ3~魚・鳥・花・蝶・トンボなどなど

ダイビングの海の写真、動物・鳥・魚・昆虫などの生き物、自然風景の写真、これらを中心に気ままにブログを書きます。

ごあいさつ/使用機材/撮影地

野鳥・昆虫・両爬・ダイビングの水中写真などを撮っています。基本的に、美しい生き物を綺麗に撮りたいと思っています。
野鳥は好みのものをじっくり撮ることに重きをおいています。トンボや蝶は基本的に自然光で生態や環境を表現したいと考えています。両爬は夜間撮影が多いのでストロボを使用しています。最近は南西諸島のトカゲモドキをいろいろ撮っています。 近所で見かけたらよろしくお願いします。
カメラ;OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(水中用) / OLYMPUS OM-1(メイン機)
レンズ;OLYMPUS M.ZD300mm(F4) / M.ZD60mm Macro(F2.8) / 他

撮影地は近場の北摂の公園から関西各地などいろいろ。中国地方や中部山岳に遠征することもあります。
定期的な遠征地は沖縄本島・石垣島・西表島・宮古島・奄美大島・北海道・柏島・舳倉島・台湾など。

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体格のいいチュウゴクブチサンショウウオ

2019-06-04 18:00:00 | 爬虫類・両生類・淡水魚

GWに撮った中国地方のブチサンショウウオです。
友人がたくさんのヒバサンショウウオ(旧カスミ高地型)とハコネサンショウウオを見つけてくれましたが、
残り1種のチュウゴクブチサンショウウオがなかなか見つかりません。
自分は戦力にならないので大人しく撮影しながら友人を待ちます。
すると、小一時間ほどでブチサンショウウオをGETした友人が戻って来てくれました^^;





チュウゴクブチサンショウウオ/Hynobius sematonotos
体格ががっしりしていて模様も違うので一度見たら見分けられる感じです。
この個体は比較的地味な模様で本来はもっと綺麗な個体だそうです。
ナス色の下地に細かい斑が入り少し大きいのが特徴で、
カスミ系に見られる尾の峰の黄色いラインはありません。
比較的流れのない土まじりの際にいることが多いそうです。
同じ川でも他の2種と棲み分けをしているんでしょうかね?

根性で見つけてくれた友人にホント感謝です。




ちなみに、ブチサンショウウオは2017年に
・コガタブチサンショウウオ(愛知県・岐阜県・大阪府・滋賀県・奈良県・和歌山県・四国地方・長崎県を除く九州地方)
・ブチサンショウウオ
に分かれて未記載種だった
・ベッコウサンショウウオ(阿蘇山系以南・霧島山系以北の鹿児島県北部・熊本県・宮崎県)
が新たに登録されました。
そして今年、上記のブチサンショウウオがまた新たに下記の3種に分かれました。
・チュウゴクブチサンショウウオ(中国地方)
・チクシブチサンショウウオ(九州北東部筑紫山地)
・ブチサンショウウオ(九州地方北西部)
ということで、この個体はチュウゴクブチサンショウウオになります(ややこしい)。




おまけショット

タゴガエル
タゴガエルは鼻先が尖っていてあご下に細かい黒斑があります。




ヤマアカガエル
タゴガエルに比べて鼻先が大きく背中のラインが途中で狭くなっています。
あご下やお腹に大きな黒斑があるので注意深く見れば見分けられます。










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