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9月15日: 巨大な氷山が逃亡する/お知らせ

2018年09月15日 07時00分00秒 | 天文・宇宙

2017年7月、最大の氷山の一つが南極大陸のラーセンC氷棚から記録的な分離をした。しかしながら、東の海の氷と北の浅瀬が、この A68 と名付けられた巨大な氷山を囲んでいた。そのため、一年以上漂ったが、親氷棚の近くを離れなかった。最終的にラーセンCから吹く強い風が期待していたように押した。2018年9月初頭、これらの風がウェッデル還流(Weddell Gyre)へ氷山の南端を押し出した。このアニメーションの中で右から左への流れとして見られる海洋の水の、この時計回りの溜りと北のラーセン棚を通って流れる海氷が、ウェッデル海の中で A68 を回転させた。それは漂い更に北の暖かい海に運ばれている。スワンシー大学の Adrian Luckman によって構成されたこのアニメーションは、ヨーロッパ宇宙機関の二機から成るコペルニクス・センチネル1号ミッションからのデータを使っている。それぞれの衛星は、昼夜の関わらず雲や雨を通して地表のイメージをとる先進的なレーダー装置を運んでいる。これは長い冬の間暗闇に覆われる極地を監視するために不可欠である。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: 静止画像を組み合わせた動画です。イメージをクリックしてご覧ください。

<お知らせ:追記>: 国際宇宙ステーション補給船「こうのとり7号」の打上は、ロケットの推進系統に確認を必要とする事象が生じたため中止されました。次期打上日時は未定です。なお、ロケットは既に打上台に設置されています。

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