空には中心に最も重要な星達の一つがある。これは、偶然、部分的にまばゆい反射星雲に囲まれている。イメージの中心にある最も明るい星、脈動する RS Puppis は、我々の太陽より約10倍大きく、平均して 15,000 倍明るい。実際には RS Pup は、宇宙の距離のスケールを確立する最初の段階の一つとして近くの銀河達までの距離を推定するためにその明るさが使われる星達のクラス、ケフェイド変光星タイプの変光星である。約40日間以上で脈動する RS Pup の規則的な明るさの変化が、効果的な光のエコーとして時間的に遅れる星雲に沿って見られる。時間の遅れと星雲の角度の大きさの測定を使って知られた光の速度は、プラスマイナス90光年の注目すべき小さな範囲を持つ 6,500 光年にある RS Pup までの距離を幾何学的に判定する場を天文学者達に提供している。星の天文学のための印象的な業績、このエコーで測定された距離は、 RS Pup の真の明るさをも正確に確立し、また、ミルキーウェイを越えた銀河達までの距離の知識を改善する。このイメージはハッブル宇宙望遠鏡によってとられた。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。