9月14日にノースカロライナに接近したハリケーン・フローレンスは、広範囲にわたる損害と氾濫を引き起こしている。ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル1号レーダー・ミッションが被災地の図化に使われている。この強力なハリケーンは、陸地に接近をする前にカテゴリ1にランクを下げたが、大西洋を横断する長い旅で生じた嵐の勢いは残り、高潮と氾濫はカテゴリ4に匹敵していた。コペルニクス非常事態管理サービスは嵐が上陸する前に洪水の図化を準備してきた。このサービスでは、衛星の情報を使って、異なる種類の災害の緊急対応のための情報を提供している。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック。原版にリンクしています。
<ひとこと>: この記事はカテゴリ1まで落ちた嵐が甚大な被害をもたらしていることと、この衛星の“雲を透過して地上を見る”能力に焦点を当てています。右下のイメージをクリックしてその働きのアニメーションをご覧ください。
ハリケーン・フローレンスについては9月14日(金)と昨日の記事を参照。なお、ハリケーンの勢力はカテゴリ5が最強です。