この国際宇宙ステーションからの2017年6月25日のスナップショットで、緑のオーロラが空を厚く塗っている。地球の上約400キロメートルの軌道を周っているステーションは、オーロラディスプレイの上の領域に自身を置いている。オーロラは活発な分子や原子のサインの色を持っている。酸素原子からの放射がこの視界を支配している。低い高度での輝きは緑であるが、より珍しい赤い帯が宇宙ステーションの地平線上に伸びている。この軌道の光景は、星座おおいぬ座に属する星達が右の地平線上にある、オーストラリアの南東を通過している間に捕えられた。地球の縁の近くの最も明るい星、おおいぬ座アルファ星シリウスが見える。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: 国際宇宙ステーションからは多数のオーロラの写真が撮られているが、これほど多くのオーロラが同時に現れているのは珍しい。あまりオーロラのイメージを対象にしない「今日の天文写真」が取上げるのもなるほどと思わせる。