グリニッチ標準時3月19日 17:11 (日本時間3月20日午前2時11分)にとられたコペルニクス・センチネル1号ミッションによるこのイメージは、グランデ・アメリカの船からの石油の流出を示している。 2,200 トンの重い燃料を運ぶこのイタリアのコンテナ船は、3月12日に、フランス沖約300キロメートルの大西洋で燃え出して沈むのが捕らえられた。コペルニクス・センチネル1号は、大きな、約50キロメートルに広がるイメージの中央に見える大きな暗い油膜の片のこのレーダー・イメージをとった。それらのクリーンアップに資する複数の海船が小さな白い点として確認できる。油は、今、約 4500 メートルの深所にある船から未だ洩れている。フランス当局は、海岸に沿って汚染のインパクトを減らそうとしている。
センチネル1号は、欧州委員会のコペルニクス環境監視計画のための二つ衛星の編隊である。この同一の衛星は、それぞれ、暗闇を通して、また雲を通して見通すことができる、先進的なレーダー装置を運んでいる。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック。
<お知らせ>: 今日3月22日、国際宇宙ステーションでは米国飛行士による船外活動が予定されています。これは先般の日本の「こうのとり」で運んだリチュームイオン電池への入れ替えのためのもので、本来であれば早期に実施されていたはずのものですが、前々回の補充飛行士の打上失敗に伴って延期されていた工事です。中継時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。