前の水曜日、地球の全ての場所で昼夜の同じ時間を楽しんだ。太陽を周る地球の軌道に沿ったこのときは、日光は赤道の直接頭上で輝く。太陽に向かった地球から約150万キロメートルの、 第一ラグランジュポイント(L1) を周るヨーロッパ宇宙機関/NASAのSOHOソーラー天文台は、1995年以来の優位な位置から我々の親星の視界を楽しんだ。SOHOは長年にわたって我々の星の表面と嵐の大気を、また太陽風を監視してきた。このイメージの集合は、3月20日早朝の太陽の、異なる紫外線波長によるSOHOの視界を示している。昼夜平分時はグリニッチ標準時 21:58 (日本時間3月21日午前6時58分)に起きた。このイメージは、現在、日に2回太陽のスナップショットをとっている、SOHOの極紫外線画像望遠鏡によって、左から右に増加する波長(171 A、195 A、284 A、304 A)でとられている。それぞれの波長チャンネルは、温度の異なる範囲の太陽の素材に敏感であり、太陽の大気の異なる高所を凝視している。左から右に、最も明るい素材が、それぞれ 100 万、150 万、200 万、60,000-80,000 度と一致する。太陽の類似したSOHOの視界は、2017年の 以前の宇宙サイエンスイメージ にも掲載されている。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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