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2月1日: 朝鮮半島

2020年02月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル3号ミッションによって捕えられたこのイメージに、東アジアの朝鮮半島(または韓半島)を見ることができる。この半島は長さ900キロメートルを超え、東の日本海(または東海)と西の黄海の間に位置している。この半島は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と大韓民国(韓国)の2カ国に分けられる。北朝鮮は平壌を首都とし、九つの行政区に分けられている。イメージの左上(ここでは右上)に明るい灰色で見られる平壌は、 大同江 の岸と、朝鮮湾(Korea Bay)から約50キロメートル内陸の平原にある。韓国の首都は北西部にあるソウルであり、僅かに内陸の、北朝鮮との境界から南約50キロメートルにある。イメージが示すように、朝鮮半島は、農業に適する陸地は20%以下の、大部分が山や岩である。黄海の名は、沈泥で満たされた中国の川の水に由来している。それは、また、平均の深さが約50メートルの、世界の大陸棚で最も浅いエリアの一つである。韓国沖の海は漁業にとって世界で最良と考えられる。暖かくまた冷たい流れは多様な種を引きつけ、多くの島、入江、礁は優れた漁場を提供している。このイメージは2019年5月21日にとられた。センチネル3号は、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス環境監視計画の、二つの衛星から成るミッションである。それは、例えば、海洋生物や水質監視に使うことができる。

<出典>: 「センチネル3号(Sentinel-3)」

<大判>: イメージをクリック。 

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