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2月6日: ベテルギウス推定される/お知らせ

2020年02月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ベテルギウスは何故弱まっているのだろう? 夜空で最も明るく最も認められた星達の一つベテルギウスは、僅か5ヵ月前に使われた半分ほどの明るさである。そのような変わりやすさは、恐らくこの有名な変光する超巨星の通常の振舞いであるが、最近の暗さは、ベテルギウスが超新星になる前にどの位の長さがあるのだろうという議論を再燃させた。その赤い色で知られるベテルギウスは、かろうじてではあるが、近代の望遠鏡で解像することができる僅かな星達の一つである。示されたアーティストのイラストレーションは、ベテルギウスがクローズアップでどのように見えるかを想像している。ベテルギウスは、しばしば印象的なフレアを投げる複雑な表面を持つと考えられている。それを太陽の位置に置かれたなら(推奨はされないが)、その表面は木星の軌道の近くまで広がり、一方、そのガスの噴煙は海王星を過ぎた泡になるだろう。ベテルギウスは約700光年離れているので、その最終的な超新星は、その明るさが満月のそれと対抗するかもしれないが、地球の生命を危険にさらすことはないだろう。アマチュアとプロ双方の天文学者達は、この新しい10年も確実に、ベテルギウスの監視を続けるだろう。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<ひとこと>: ベテルギュウスは変光星の一つですが今急速に明るさが落ちており、超新星爆発の可能性も排除できないと議論を呼んでいます。この記事は1月1日の掲載です。図はベテルギュウスの大きさを太陽系に見立てて想定したもの、ベテルギウス(Betelgeuse)の詳細は こちら を参照。

<お知らせ>: 2月5日(水)から6日(木)にかけて、国際宇宙ステーションでは、遠征61の3名の帰還が予定されています。中継放送時刻等の詳細は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。 

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