1971年2月に月軌道を離れたとき、アポロ14号クルーは、彼らのコマンドモジュール、キティホーク(Kittyhawk)からのこの地球の出を見た。地球の陽に照らされた三日月が月の地平線上に昇り、手前のクレーターで満たされた地域が月の遠い側まで続いている。もちろん、クルーは、月を周っている間は地球の出と没を見ることができるが、ここでは、地球は、月面の着陸地点フラマウロ(Fra Mauro)の基地の空に固定されて吊るされている。アポロ14号ミッションによって持帰られた岩のサンプルは、ビッグバーサ(Big Bertha)と名付けられた20ポンドの岩を含み、後に、惑星地球からの隕石の可能性がある破片を含んでいると判定された。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック。
<ひとこと>: アポロ14号は日本時間1971年2月1日に打上げられ、2月5日に火星に着陸しました。その概要は こちら から。
<お知らせ>: 明日6日(木)、国際宇宙ステーションの遠征61の3名の帰還が予定されています。中継放送時刻等の詳細は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、後任の3名の打上時期は不明です。