太陽の表面は何故変わり続けるのか? 全米科学財団(NSF)は、米国ハワイにダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡を構築した。このイノウエ望遠鏡は、より高速な、以前より多色の、より高い解像度のイメージを捕えることを可能にする大きな鏡を持っている。ここに示されているのは、最近公開された、10分超で撮られた最初のイメージを5秒のコマ落しビデオに結合したものである。このビデオは、太陽のほぼ地球の大きさのエリアを捕えたものであり、粒の大きさは約30キロメートルほどの形を解読している。粒の中央は噴出する熱い太陽プラズマのために明るく、粒の端は落ち込む冷やされたプラズマのために暗い。粒の端の一部の領域は深く熱い太陽の内部の奇妙な磁気の窓であり非常に明るい。多くの話題の中で太陽の磁場がどのように変化し、エネルギーを放出し、遠い地球に影響を及ぼし続けているかは、新しいイノウエ望遠鏡からのデータを使って、何年にもわたって調査されるだろう。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<動画>: イメージをクリックして Youtube から。
<お知らせ>: 今日2月10日昼過ぎ、NASAが協力するヨーロッパ宇宙機関の太陽観測衛星が米国フロリダのケネディ宇宙センターの打上施設から打上げられます。衛星の概要は右下のイメージをクリックして解説動画から。打上の中継放送は 「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 または ヨーロッパ宇宙機関のウェブテレビ(ESA Web TV:01:30 PM 開始) から。
<速報・追記> 昨日の記事でお知らせした2月10日早朝の、ノースロップグラマンのシグナス CRS-13 貨物船の打上は、地上設備からの異常データのために中止されました。再試行は未定ですが火曜日は気象条件が不適と報じられています。