約20万光年の距離の衛星銀河、小マゼラン雲の周辺近くに500万年の若い星の集団 NGC 602 が横たわっている。誕生のガスとダストによって囲まれた NGC 602 が、チャンドラによるX線とスピッツアによる赤外線を加えられて、この驚くようなハッブル・イメージに示されている。途方もない隆起と後退角の形が、 NGC 602 の大規模な若い星達からの、エネルギーに満ちた放射と衝撃波を強く示唆している。それは、ダストの素材を浸食し、集団の中央から離れて動く星形成の進行を起動させた。この写真は、小マゼラン雲の推定された距離で約200光年に及んでいるが、この鋭い多色の視界には、また、様々な背景の銀河達が見える。これらの背景の銀河達は、 NGC 602 の、更に数億光年またはそれ以上にある。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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<お知らせ>: 延期されてきたノースロップグラマンのシグナス CRS-13 貨物船は2月16日日曜日朝に打上げられました。国際宇宙ステーションへの到着は明日火曜日夜になります。中継放送等の詳細は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。