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2月11日: 詐りまたは真?/お知らせ

2020年02月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この写真は、NASAとヨーロッパ宇宙機関のハッブル宇宙望遠鏡によってとられた、 NGC 2770 と呼ばれる銀河のクローズアップの視界を示している。 NGC 2770 は、以前、ここには見えない、観測された四つの異なる超新星を有していたので興味深い。超新星は数少ない異なる方法で形づくられるが、常に死にかけた星を含んでいる。これらの星達は不安定になり、コントロールを失い、激しく爆発し、全銀河を明るくするほど短く輝き、ゆっくり消えて行く。この銀河 Sn 2015bh に観測された四つ超新星の一つは特に興味深い。その独特な超新星は、最初に疑問を呼ぶ独自性を持っていた。2015年に初めて発見されたとき、天文学者達は、 Sn 2015bh を、破裂(explode)する星でなく単に生命のその最終段階の大規模な星からの予測できない爆発(outburst)であると考え、偽りの超新星に分類した。有難いことに、天文学者達は最終的に真実を発見し、このオブジェクトは、太陽質量の8~50倍の星の死から生じた タイプII 超新星 として、その正しい分類を与えられた。

<出典>: 「今週のイメージ(ヨーロッパ宇宙機関)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>:
① ヨーロッパ宇宙機関の太陽の軌道船ミッションは、太陽を新しい視点から調査するために、アトラス V 411 に搭載されて、フロリダのケープカナベラルから、中央ヨーロッパ時間2月10日 05:03 (日本時間2月10日午後1時3分)に離昇した。宇宙船からの信号は、低地球軌道での上段からの分離に続いて、新しいノルチャ(Norcia)地上ステーションで、中央ヨーロッパ時間 06:00 (日本時間午後2時)に受信された。打上のビデオは こちら(mp4:ヨーロッパ宇宙機関) から。

② 2月10日に予定されたノースロップグラマンのシグナス CRS-13 貨物船の打上は、地上設備からの異常データのために中止されました。再試行は未定ですが火曜日は気象条件が不適と報じられています。 

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