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2月12日: 金星の活火山の証拠/お知らせ

2020年02月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

金星の火山はまだ活動しているだろうか? 金星には地球より多くの火山が知られているが、金星の火山が最後に何時噴火したかは直接はわかっていない。金星の非常に最近の火山活動を強める証拠が、最近まさに此処地球で発見された。研究室の結果は、密度の濃い金星の大気において、表面の溶岩のイメージが、僅か数ヵ月で、ヨーロッパ宇宙機関のヴィーナスエクスプレスイメージに見られなかった暗さ、赤外線で暗くなることを示した。ヴィーナスエクスプレスは2006年に金星の軌道に入り、2014年まで地球と接触していた。したがって、疑似カラーの赤で示されたこの赤外線の輝きは、 Idunn 山塊でヴィーナスエクスプレスによって記録され、この火山がごく最近噴火し、今日もなお活動的であることを示し、NASAのマゼランイメージでここに示されている。金星の火山の理解は、太陽系の他の場所とともに、地球の火山に関する洞察に結びつくかもしれない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: イメージをクリック。

<お知らせ>: 延期された国際宇宙ステーションへのノースロップグラマンのシグナス CRS-13 貨物船の打上は、明後日14日金曜日早朝、国際宇宙ステーションへの到着は15日土曜日夕刻に決まりました。時刻等詳細はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。

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