今年の最も明るい彗星が地球に接近している。2021年12月12日、彗星レオナルド(C/2021 A1)は 3500 万キロメートルにあり、早朝の空に肉眼で見えるだろう。「以下は、彗星レオナルドの私の最初の捕獲である(右上図)」と、コロラド州のエステス公園の Darrell Spangler は報告している。
11月30日現在、彗星レオナルドは、北の星座りょうけん座に、マグニチュードプラス7の不明瞭な星として輝いている。この彗星の明るさは10日間で鋭く増加するだろう。多くの予報官は、12月の第二週の間に、彗星レオナルドがマグニチュードプラス4に届き、小さな望遠鏡でも容易に見え、暗い空のサイトからは肉眼でも見えるだろうことに同意している。
<出典>: 「スペースウェザー・コム(Spaceweather.com)」
<大判>: 著作権の関連で大判は省略しています。上のリンク先からご覧ください。また、レオナルド彗星の最新のイメージは Space Weather フォトギャラリー から。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<火星探査>
今日のテーマ: フライト17:サイタへ、北へ向かう (インジェニュイティ)
ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
<お知らせ>: 12月8日水曜日、ロシアのソユーズ MS-20 が国際宇宙ステーションに向けて打上げられます。このソユーズには、前沢、平野の日本人二人とロシアのミサーキンが搭乗します。10日間超で帰還しますが、往復のメンバーが同じであることから、この飛行は、国際宇宙ステーションの業務とは直接関係のない訪問者送迎目的のためであり、初めての目的外利用となります。ロシアのソユーズでは、これまでも、国際宇宙ステーション業務の余裕の範囲内で、資金稼ぎを意図した民間の顧客の訪問を受け入れてきました。しかし、搭乗者すべてが国際宇宙ステーション業務と関係しないというのは初めてのことです。NASAの発表はホームページの「アストロサイエンス」から。打上から帰還までの中継放送は同じく「ウェブNASAテレビ放送予定」から。