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12月3日: 月食の間に青い帯が月面を横切る原因は何だろう?/火星探査

2021年12月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

この青い帯は真であるが一般的には見るのは全く難しい。しかし、中国の塩城(Yancheng)からとられた先週の月食の、示されたこの HDR イメージは、月の明るさを等しくし色を誇張するためにデジタル的に処理された。右下の灰色は月の自然色であり、日光によって直接照らされている。月の左上は食によって直接太陽によって照らされていない地球の影である。それは、地球の大気を通過した日光によってかすかに照らされている。空気が赤より青い光を散らすので、月のこの部分は赤く、そして血の月(blood Moon)と呼ばれ、同じ理由から地球の日暮れは赤い。変わったブルーの帯は異なっている。その色は、地球の大気の高くを通過した日光によってつくられ、そこでは、赤い光がオゾンによって青より吸収される。
今週末に皆既日食が起こるが、残念なことに、皆既食は地球の南極近くでのみ見られる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 南極付近の皆既食は、国立天文台野辺山観測所の「オンライン 4D2U シアター」を通して見ることができます。 野辺山展示室 から詳細をご覧ください。

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<火星探査>

今日のテーマ: 二つのバージョンの自画像(その2:狭域) (キュリオシティ)

ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

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