冥王星の北
このコントラストが強められたカラーのシーンで冥王星の北部の凍った峡谷を眺めよう。このイメージで構築に使用した画像データは、2015年7月の、太陽から60億キロメートル離れた冥王星システムへの最初の偵察飛行、ニューホライズンズ宇宙船によってとられた。今、ローウェル・レヒオ(Lowell Regio:ローウェル領域)として知られるこの領域は、ローウェル天文台の創始者パーシバル・ローウェル(Percival Lowell)にちなんで名付けられた。火星の運河の存在もまた彼の推測で知られている。ローウェルは、最終的に1930年にクライド・トンボーによって冥王星の発見に結びついたその調査を始めた。このフレームでは冥王星の北極は中央左上にある。左の広い峡谷の青白いフロアは幅約70キロメートルであり、南に垂直に走っている。高高度は黄色がかった色である。これらのニューホライズンズの測定は、ローウェル・レヒオを横断して、窒素の氷に加えてメタンの氷が大量にあることを判定するために使われた。冥王星は11才の少女よって名付けられた太陽系の唯一の世界である。
<出典>: Astronomy Picture of the Day
<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。
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