遠い系外惑星にメタンを発見
生命は他の何処にあるのだろう? 生命が生き残っている惑星が存在するかもしれないという人類の大きな疑問の一つが、2019年に、遠い系外惑星 K2-18b の大気圏での顕著な多量な水蒸気の発見によって前進した。この惑星とその親星 K18-124 は、しし座の方向約124光年にある。この系外惑星は我々の地球よりも大きく重いが、その故郷の恒星のハビタブル・ゾーンを周回している。 K2-18 は我々の太陽より赤いが、地球の空の太陽に似た明るさで K2-18b の空に輝いている。この2019年の大気の水の発見は、ハッブル、スピッツア、ケプラーの三つの宇宙望遠鏡からのデータで、この惑星が星の前面を動くときの水蒸気の色の吸収に注目することによって行われた。今2023年には、ウェッブ宇宙望遠鏡の赤外線による更なる観測により、メタンを含む他の生命を示す分子の証拠が明らかになった。ここに示されたイラストレーションでは、左下に描かれた赤色矮星を周る、月(中央)が周っている右端の系外惑星 K2-18b を想像している。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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