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天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
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9月15日(金): 冥王星の北/ミッション別ページ

2023年09月15日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

冥王星の北

このコントラストが強められたカラーのシーンで冥王星の北部の凍った峡谷を眺めよう。このイメージで構築に使用した画像データは、2015年7月の、太陽から60億キロメートル離れた冥王星システムへの最初の偵察飛行、ニューホライズンズ宇宙船によってとられた。今、ローウェル・レヒオ(Lowell Regio:ローウェル領域)として知られるこの領域は、ローウェル天文台の創始者パーシバル・ローウェル(Percival Lowell)にちなんで名付けられた。火星の運河の存在もまた彼の推測で知られている。ローウェルは、最終的に1930年にクライド・トンボーによって冥王星の発見に結びついたその調査を始めた。このフレームでは冥王星の北極は中央左上にある。左の広い峡谷の青白いフロアは幅約70キロメートルであり、南に垂直に走っている。高高度は黄色がかった色である。これらのニューホライズンズの測定は、ローウェル・レヒオを横断して、窒素の氷に加えてメタンの氷が大量にあることを判定するために使われた。冥王星は11才の少女よって名付けられた太陽系の唯一の世界である。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。

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9月14日(木): ジュノ、木星とイオを共に捉える/ミッション別ページ

2023年09月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

惑星と月の肖像:NASAのジュノーミッション、木星とイオを共に捉える

2023年7月31日にNASAのジュノーミッションが木星の53回目の近接フライバイを完了する僅か数時間前に、宇宙船はこの惑星の火山の衛星イオを通り過ぎ、同じフレーム内の両方の天体のこの劇的な視界を捉えた。

太陽系で最も火山活動が活発な世界であるイオの表面は、溶けた溶岩と硫黄のガスで定期的に噴火する何百もの火山によって特徴付けられる。ジュノは2007年以降、イオの最も近い外観を科学者達に提供しており、宇宙船は2023年後半から2024年初頭のさらに近いパスで、一連の科学機器からの追加のイメージとデータを収集する。

この画像を作成するために、市民科学者 Alain Mirón Velázquez は、JunoCam 装置からの生のイメージを処理し、コントラスト、色、先鋭度を向上させた。2023年7月30日に生の画像が撮影された時点で、ジュノは、イオから約 770,245 キロメートルで、木星の雲の頂きから約 395,000 キロメートル)上空にあった。

JunoCam の生のイメージは、製品に処理するために こちら に一般に公開されている。

--- 以下略。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Jupiter

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9月13日(水): 火星の大気から酸素を得る/ミッション別ページ

2023年09月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

火星の大気から酸素を抽出する

MOXIE (Mars Oxygen In-Situ Resource Utilization Experiment)と呼ばれるこの装置は、NASAのパーサビアランスローバーで、16回目かつ最後の酸素を生成した。この機器は予想していたよりもはるかに成功したことが証明された後、その運用は終了した。その結果は、火星の大気から酸素を抽出することが可能であることを示している。

パーサビアランスが2021年に火星に着陸して以来、 MOXIE は、小型犬が10時間呼吸できる合計122グラムの酸素を生成した。最も効率的な時には、98%以上の純度で、当初の目標より2倍多い、1時間に12グラムの酸素を生成することができた。8月7日の16回目の実行では 9.8 グラムの酸素をつくった。装置は全ての技術要件を無事に完了し、火星の年間を通じてさまざまな条件で運用され、機器の開発者達はその技術について多くを学ぶことができた。

MOXIEは、火星の薄い大気から送り込まれた二酸化炭素(CO2)の各分子から一つの酸素原子(O)を分離する電気化学的プロセスを通して酸素分子をつくる。

<ひとこと>: 火星の大気の多くは窒素と二酸化炭素で構成されており酸素は少ない。極地方には水が発見されており、酸素を得るには“水の電気分解”の方が手っ取り深いかも知れない。しかし、これ等は地球に比較して少量であり、人間が活動するには限界がある。この実験がどれほど効果を生むのかは分からないが、大気から酸素を得ることができることが明らかになったことは、今後の探査の指針になるだろう。

<出典>: 「火星(Mars)」

<ひとこと>: この記事は9月11日に下表 「火星探査の今」 に掲載したものです。イメージと解説は要点のみを取り上げています。


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9月12日(火): 宇宙ゴミとしてのアイオロスの最終イメージ/ミッション別ページ

2023年09月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙ゴミとしての短い段階でのアイオロスの最終的なイメージ

アイオロス(Aeolus) は4年11ヶ月6日の間地球の周りの軌道に乗っていた。最後の3時間、それは宇宙ごみになった。この新しいアニメーションは、ヨーロッパ宇宙機関の風のミッションで、これまでに撮影された最後の8枚の画像から作られており、非常に短い「ジャンク」フェーズ中に、地球の大気に襲われて回転し始めたことを示している。

アイオロスは、2023年7月28日の最後のコマンドが実行された後に破片(デブリ)になり、その後は、飛行制御チームは、衛星と話したり、聞いたり、影響を与えたりすることができなくなった。何ヶ月にもわたる準備と一週間の集中的で重要な操作の後、チームはできる限りのことをした。衛星は不動態化され、電源がオフになり、ヨーロッパ宇宙機関の宇宙ゴミ局(Space Debris Office)に「引き渡され」、最終的な降下を追跡した。

アイオロスが飛行する可能性のある地球上の経路である地上の軌道を見ると、ドイツの追跡および画像レーダー(TIRA:Tracking and Imaging Radar)が良い視界に得ることは明らかだった。このレーダーは34メートルのアンテナを使って、約4分間アイオロスを追跡した。

<ひとこと>: アイオロスは、軌道からの観測によって、地球の全球について、地表から高度30キロメートルまでの三次元の風向・風速データを得ることを目的として、2018年に打上げられた。その終焉に当たって、ヨーロッパ宇宙機関は、その廃棄衛星の動きを観測する特別な体制を敷き、地球の大気に再突入する際の動きをコントロールできるかを探った。大判はイメージをクリック。

<出典>: 「宇宙の安全(SPACE SAFETY (ESA))」。複数の記事の中から探してください。

<ひとこと>: イメージをクリックして gif 動画をご覧ください。


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9月11日(月):ダークマターのゆらぎを検出/ミッション別ページ

2023年09月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ダークマターの小規模なゆらぎをアルマ望遠鏡で初めて検出

<お断り>: この記事は、国内向け・日本語の記事ですが、興味深い内容と深さから、敢えてここに取上げました。

宇宙空間に漂うダークマターの密度に、3万光年以下という小規模な空間的ゆらぎがあることが、アルマ望遠鏡を用いた観測で初めて明らかになりました。ダークマターの正体を解明するために重要な一歩となります。

ダークマターは、直接光で⾒ることができない物質で、宇宙の質量の⼤部分を占めています。その重力が及ぼす影響は、星や銀河といった宇宙の基本構造が作られる過程で重要な役割を果たしてきたと考えられています。ダークマターの空間分布は一様ではなく、その重⼒によって遠⽅からやってくる電磁波の経路をわずかに変化させます。重⼒レンズ効果と呼ばれるこの現象の観測から、ダークマターは銀河や銀河の集団と似通った分布をしていることが分かっています。しかし、さらに⼩さな規模の分布は、これまで詳しく分かっていませんでした。

国立天文台を含む研究者達の国際研究チームは、アルマ望遠鏡を⽤いて、地球から110億光年の距離にあるクエーサー「MG J0414+0534」を観測しました(右図)。
このクエーサーは、⼿前にある銀河の重⼒レンズ効果によって見掛けでは四つの像に分かれて⾒えます。しかし、今回観測された見掛けの像の位置や形は、手前の銀河による重力レンズ効果のみを考慮して計算したものとは異なっており、銀河よりも小規模でかつ複数のダークマターの塊による、重力レンズ効果が働いていることが分かりました。 さらに詳細な解析から、ダークマターの密度に3万光年程度の小さな規模の空間的なゆらぎがあることが判明したのです。これは、これまでに観測されたダークマターのゆらぎよりもはるかに小さな規模です。この結果は、宇宙空間に低速のダークマターが漂っていると仮定した理論的な予測と⼀致するものでした。

ダークマターの塊による重力レンズ効果は非常に小さいため、直接そのものを検出することは極めて困難です。今回は、銀河による重力レンズ効果とアルマ望遠鏡の高い解像度とを組み合わせることで、初めて検出することができました。本研究は、ダークマターの理論を検証し、正体を解明するための重要な⼀歩と⾔えます。

<イメージ(右上)の説明>: 検出されたダークマターの密度の空間的なゆらぎ。ダークマターの密度は、オレンジ⾊が明るいほど⾼く、暗いほど低い。アルマ望遠鏡が捉えた重⼒レンズ効果を受けたクエーサーの姿を、青白色で表している。

<ひとこと>: 大判イメージを含む詳細は「ALMA:国立天文台」から。

 これは 「宇宙科学の話題」 にも掲載した記事です。更なる詳細な記事は こちら から。

<出典>: ALMA:国立天文台

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9月10日(日): 宇宙で成長するシロイヌナズナ/ミッション別ページ

2023年09月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

宇宙植物実験で成長するシロイヌナズナ

植物生息3宇宙植物実験装置(the Plant Habitat-03 space botany experiment)で、キャベツやマスタードに似た シロイヌナズナ(Thale cress plants) が育っているのがとられる。この実験は、研究者達が、将来の宇宙ミッションで、どのように食料を育て、クルーの健康を維持するかを学ぶのに役立つ。

<ひとこと>: 国際宇宙ステーションでは、これまでに、レタスやトマトなど、様々な植物が実験的に育てられています。半年に及ぶ宇宙の滞在では、新鮮な野菜の摂取は飛行士達の楽しみでもあるようです。イメージのリンク先は原画です。

<出典>: Space station

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9月9日(土): 国際宇宙ステーション調整委員会共同声明/ミッション別ページ

2023年09月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

2023年多国間調整委員会共同声明

国際宇宙ステーション多国間調整委員会は8月23日水曜日に会合を持ち、微小重力実験室の運用状況を再検討した。

理事会のメンバーは、国際宇宙ステーションの運用を2030年まで延長するという米国、日本、カナダ、欧州宇宙機関の加盟国によるコミットメント、および2028年までの運用延長に関するロシアのコミットメントを歓迎した。メンバーは、国際宇宙ステーションのパートナーシップが、このユニークな軌道上の実験室での微小重力研究を前進させ、宇宙ステーションの安全な運用を確保するために協力し続ける準備が整っていることを確認した。

会議中、理事会は、長期的な宇宙探査を支援する技術とエンジニアリングソリューションを開発およびテストするための環境を提供し、低軌道の商業化を促進するための試験場として機能する国際宇宙ステーションの役割を強調した。また、低軌道での運用について、利用目標や宇宙での技術協力を可能とするための相互運用性標準の重要性など、それぞれの計画や優先順位について議論が行われた。

<写真>: 2021年11月に、スペースXクルードラゴンによって撮られた国際宇宙ステーション。

<ひとこと>: この記事は9月7日の 「国際宇宙ステーションは今!」 に掲載したものです。

国際宇宙ステーションは、これまで、2024年までの運用は確定していましたが、それ以降の方向は全て未定でした。ロシアによるウクライナ侵攻後間もなく、ロシアの国営宇宙機関 ROSCOSMOS のトップは、プーチン大統領に、2025年以降の国際宇宙ステーションの運用には参加せず、独自の宇宙ステーションを開発すると報告し了承を得ていました。ウクライナとの闘争に多額の費用を要しているロシアにとって、独自でステーションを構築するなど出来るはずもなく、また、撤退するにも多額の費用が必要になるので、2028年までの延長は追い詰められら上での策とも言えるのではないだろうか? なお、現在の国際宇宙ステーションは、その約半分をロシアのモジュールが占めており、また、独自の物資や人員の輸送も行っているので、共同して開発に当たっている、米国、日本、カナダ、欧州宇宙機関と同等に維持するのは難しくなるのではないだろうか?
また、現在20か国以上が参加を表明している月ゲートウェイ構想にはロシアは参加していない。

 <出典>: Space station

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9月8日:チャンドラヤーン3号着陸地点を観る/ミッション別ページ

2023年09月08日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASAの月偵察軌道船(LRO)、チャンドラヤーン3号着陸地点を観る

NASAの月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)は、月面のチャンドラヤーン3号着陸地点を撮った。

インド宇宙研究機関(ISRO)のチャンドラヤーン3号は、2023年8月23日に月に着陸した。チャンドラヤーン3号の着陸地点は、月の南極から約600キロのところにある。

LRO のカメラ(LROC)は、23日後に着陸機のこの斜めの視界を得た。車の周りの明るいハローは、ロケットの噴煙と、細かいレゴリス(土壌)との相互作用に起因している。

<出典>: 月偵察軌道船(LRO)

<ひとこと>: 先の記事でも例示したように、この月のイメージでも、クレータが盛り上がって見える、「クレータ錯視」が多数生じていると思います。

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9月7日(木): ルナ25号の衝突の可能性が高いクレータを観る/ミッション別ページ

2023年09月07日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

9月7日 (木):<速報・追記> 気象条件不適合のため延期されてきたJAXAのX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)を搭載する H-IIA ロケットは、9月7日午前8時42分に打上げられました。通しの録画は こちら 、打上のみの録画は こちら から。

 

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NASAの月偵察軌道船(LRO)、ルナ25号の衝突の可能性が高いクレータを観る

NASAの月偵察軌道船(LRO)は、ロシアのルナ25号ミッションの衝突地点の可能性が高い月面の新しいクレータをとった。ルナ25号は8月19日の降下中に月面に衝突する異常を経験した。

この GIF 動画は、ロシアのルナ25号ミッションの新しいインパクトの可能性のあるクレータ出現の前と後の、2020年6月27日と2023年8月24日の、月偵察軌道船の視界を示している。

ロシアの宇宙機関ロスコスモスは、8月21日に、衝突地点の推定を発表していた。

 <ひとこと>: イメージは GIF 動画です。イメージをクリックしてご覧ください。

 <出典>: 月偵察軌道船(LRO:Lunar Reconnaissance Orbiter)

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9月6日(水): クレータ錯視/お知らせ/ミッション別ページ

2023年09月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

クレータ錯視--- オリジナル解説

錯視(さくし) は「目の錯覚」ともよばれ、視覚上の錯覚のことである。生理的錯覚に属するものは「クレータ錯視」のほかにも数多くのものが存在する。天文学上の例としては、月や太陽が地平線に近いとき、中天にあるときよりも大きく見える現象が良く知られている。

ここでは「火星探査の記事」にしばしば現れる、クレータの凹凸の見掛け上の錯覚の例を取り上げる。

ここに取り上げるイメージはインパクトクレータによって生じた凹凸であり、もちろん衝突による窪み(凹)である。しかし、右上のイメージは盛り上がって(凸)に見えないだろうか? これはイメージに与えられた光の方向に由来する錯覚とされる。目を離して見直すと凹凸が変化して見えることがある!

右下の二つのイメージは、上は原版、下は180度回転させたものである。凹凸が逆であることは明らかだろう!

以下、ブログでは技術的に表現が難しいので、ホームページの「今日の宇宙(9月6日)」をご覧いただきたい。

<出典>: オリジナル

<ひとこと>: これは下表「火星探査の今」の今日の記事を機にまとめたものである。

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<お知らせ>: 明日9月7日午前8時42分、気象不適合のため延期されてきたJAXAのX線分光撮像衛星(XRISM)および小型月着陸実証機(SLIM)を搭載する H-IIA ロケットの打上げが再設定されました。視聴は こちら から(放送は約30分前から)。詳細は下表 「宇宙科学の話題(9月6日)」 から。

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9月5日(火):ウェッブからの渦巻銀河M66 /ミッション別ページ

2023年09月05日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ウェッブからの珍しい渦巻銀河M66

渦巻銀河 M66 が対称ではないのはなぜだろう? 通常、ガス、ダスト、新しく形づくられた星の密度の波は渦巻銀河の中央を回り、ほとんど対称形な銀河をつくる。 M66 の渦巻の腕とその核の違いは、恐らく、全て、近くの銀河の隣人 M65 と NGC 3628 の、以前の相互作用と潮力の引きに起因している。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した赤外線で取り上げられたこの銀河は約10万光年に及び、しし座の三つ子銀河(Leo Triplet) として知られるグループの約3千5百万光年にある。多くの渦巻銀河と同様に、M35 の長く複雑なダストレーンは、渦巻の腕に続く明るい星や銀河間のダストと絡み合っているのが見られる。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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9月4日(月): 太陽とその欠けている色/ミッション別ページ

2023年09月04日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

太陽とその欠けている色

これは太陽の全ての目に見える色であり、プリズムのような装置に太陽の光を通すことによってつくることができる。このスペクトルはマックマス・ピアース(McMath-Pierce)太陽天文台で作成され、我々には初めに白く見える太陽はほぼ全ての色の光を発しているが、黄緑色の光で最も明るく見えることを示している。示されたスペクトラムの暗い片は、下で発せられる日光を吸収する太陽の表面または上のガスから生じる。ガスの種類が異なれば吸収する色も異なるため、たとえば、1868年に太陽スペクトルにヘリウムが最初に発見され後に地球上で発見された。今日ではスペクトル吸収線の大部分は特定されているが全てではない。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。


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9月3日(日): 古川聡、宇宙ステーションに着く/ミッション別ページ

2023年09月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

JAXA の宇宙飛行士古川聡、宇宙ステーションに搭乗

国際宇宙ステーションに到着し、遠征69からのウェルカムメッセージを片手に、 JAXA の宇宙飛行士、クルー7ミッションスペシャリスト古川聡が笑顔で撮影される。

<ひとこと>: 大判はイメージをクリック。

<出典>: Space station

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<参考> 宇宙科学の話題
 9月 2日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
宇宙ステーションの定常業務は省略

 

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9月2日(土): ハリケーン・アイダリア/ミッション別ページ

2023年09月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

メキシコ湾のハリケーン・アイダリア

2023年8月31日、国際宇宙ステーションが上空261マイルを周回していたとき、ステーションの外部高解像度カメラの一つがメキシコ湾のハリケーン・アイダリアを捉えた。ハリケーン・アイダリアは、8月30日の朝、カテゴリー3の嵐としてフロリダのビッグ・ベンド(Big Bend)に上陸した。嵐が陸地に到達したとき、風は時速205キロメートルを測定した。

<参考>:  嵐の経路のアニメーションは こちら から。例として、嵐の CNN ニュースは こちら から。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<ひとこと>: イメージのリンク先は原画です。なお、アイダリア(Idalia)はイダリアと読まれることもあります。

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9月1日(金): 赤外線のソンブレロ銀河/ミッション別ページ

2023年09月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

赤外線のソンブレロ銀河

この浮遊するリングは銀河の大きさである。 事実、それは、近くのおとめ座銀河団で最大の銀河の一つ、写真写りの良いソンブレロ銀河である。 可視光では銀河の中央部を覆い隠す暗いダストの帯は、赤外線の光では明るく輝く。デジタル的に先鋭化されたこのイメージは、周回するスピッツァー宇宙望遠鏡によって記録された赤外線の輝きを、NASAのハッブル宇宙望遠鏡によって撮影された可視光線での既存のイメージに疑似カラーで重ね合わしている。 M50 としても知られるソンブレロ銀河は 2,800 万光年にあり、直径約 50,000 光年に及ぶ。 M104 は、小さな望遠鏡でおとめ座に見ることができる。

<ひとこと>: イメージのリンク先は壁紙サイズ版(1600 × 900)です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day


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