COPD(慢性閉塞性肺疾患)-別名「タバコ病」
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
※私の親せきで、高校の大先輩でもあるのですが、親子ともヘビースモーカーの人がいました。
あの頃は、今日のようにタバコによる病気の解明がほとんど進んでいない時代でしたから。
従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたね。
それで、その人は、肺気腫、という病名が付けられ、それが死因ということに。
現在は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれることが一般的になりましたが。
そうしたことがあり、今回再度調べてみました。
鼻や口から吸った空気は、
気管⇒気管支⇒細気管支⇒肺胞
ここからふたたび同じルートで呼気として外界に排出されます。
肺胞の数は大人では約3億個(広げてつなぐとテニスコート大)と言われています。
気管支は胎児の早い時期に完成するのですが、肺胞の大部分は乳幼児期に90%以上が完成し、その後、ゆるやかに思春期の頃まで発育が続きます。
◆ COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの害で肺が壊れ、動くと息苦しくなる病気です。
気管支、細気管支、肺胞の広い範囲に治りにくい慢性の炎症が起こり、空気の出し入れが障害され(気流障害)、肺胞が壊れ、酸素の取り入れ、二酸化炭素の排出(ガス交換)が障害される病気です。
前述のように、従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたが、発症の原因は両方に共通であり、治療法も区別する必要がないことから近年では一括して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれるようになりました。
ー大量の喫煙がその最大の原因ですータバコが起こす生活習慣病――COPDは別名「タバコ病」と呼ばれるー
抗コリン剤吸入を中心とした薬物療法や呼吸リハビリを行い、少しでも息苦しさを軽減するよう治療する。
病気の程度によっては呼吸器外科と相談のうえ肺容積縮小手術を行うことも。
※ご自分でタバコがやめられない方は、先ずは、最寄りの専門医療機関・禁煙外来へー
呼吸器内科
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
※私の親せきで、高校の大先輩でもあるのですが、親子ともヘビースモーカーの人がいました。
あの頃は、今日のようにタバコによる病気の解明がほとんど進んでいない時代でしたから。
従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたね。
それで、その人は、肺気腫、という病名が付けられ、それが死因ということに。
現在は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼ばれることが一般的になりましたが。
そうしたことがあり、今回再度調べてみました。
鼻や口から吸った空気は、
気管⇒気管支⇒細気管支⇒肺胞
ここからふたたび同じルートで呼気として外界に排出されます。
肺胞の数は大人では約3億個(広げてつなぐとテニスコート大)と言われています。
気管支は胎児の早い時期に完成するのですが、肺胞の大部分は乳幼児期に90%以上が完成し、その後、ゆるやかに思春期の頃まで発育が続きます。
◆ COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、タバコの害で肺が壊れ、動くと息苦しくなる病気です。
気管支、細気管支、肺胞の広い範囲に治りにくい慢性の炎症が起こり、空気の出し入れが障害され(気流障害)、肺胞が壊れ、酸素の取り入れ、二酸化炭素の排出(ガス交換)が障害される病気です。
前述のように、従来、慢性気管支炎、肺気腫とそれぞれ分けて呼ばれてきましたが、発症の原因は両方に共通であり、治療法も区別する必要がないことから近年では一括して「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」と呼ばれるようになりました。
ー大量の喫煙がその最大の原因ですータバコが起こす生活習慣病――COPDは別名「タバコ病」と呼ばれるー
抗コリン剤吸入を中心とした薬物療法や呼吸リハビリを行い、少しでも息苦しさを軽減するよう治療する。
病気の程度によっては呼吸器外科と相談のうえ肺容積縮小手術を行うことも。
※ご自分でタバコがやめられない方は、先ずは、最寄りの専門医療機関・禁煙外来へー
呼吸器内科