モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

写真のように描く=『絵画』ではない

2005-12-18 20:23:00 | スタッフ講師
chica1馬渕 『SID VICIOUS ~Too Fast To Live~』 透明水彩

『外国人男性をモチーフにして描いたのは初めてだったので、頭の形や顔立ちの特徴を表現するのに苦労しました。また背景に工夫を凝らすことによって人物をより一層生かすことができることも勉強になりました。完成までに5ヶ月を要しましたが、めでたく小原先生にも"good"をいただくことが出来たので、年明けからは次の作品に進みたいと思います。今年1年お世話になりました。みなさま素敵なクリスマスとよいお年を....。 Chica』

いや~、馬渕さん、これは"good"ではなく"very good"を差し上げます!このブログ6月25日に前作をUPした時、『さてこれからの課題ですが、「細部まで描く」だけでなく、「描かない所を効果的に作る」勉強を始めませんか?作品を見る人の視線の動きを考えてみましょう。』とアドバイスさせて頂きました。今回のモデルではその助言を意識して、実際見える色よりわざと弱める場所を作る、頭部の立体を考えバックとも絡めていく、という事が非常にうまくできたと思います。次回作も期待しています!!!
オバラ

コメント
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