
半年以上前に「家で描いてみたんです。綺麗だったもので。」とこの絵をお持ちになった英保さん。展覧会終了後にもう少し描き込みたいと続きを始めました。あとちょっと、と思っていたところが一つ描き加えるとあそこもここもとどんどん筆が進み、見事な花束が浮かび上がりました。
花は描き込むほど柔らかさを出すのが難しいので、最初の感じで充分なのでは?と思っていたのですが、出来上がってみると密度がありながらも優しい花になりました。そのポイントは強弱のつけ方や筆の動かし方なのでしょうが、一番大切なのは「これは花だ!」と思いながら描くことです。「柔らかくて軽やかで生き物だ」とか「トルコキキョウになれ~」と思いながら描くと自然とそうなってきます。もちろん油絵や花に限りませんので、全ての画材やモチーフで試してみてください。
あかね
追伸:先週土曜はブログが書けずにすみませんでした。パソコン無事復活致しました。