
まずは山崎さんのコメントから
古くからモチーフの組み合わせとなる定番。
『小菊と波』は神社建築の彫刻にも良く見かけますね。
今回はバックを作ってから、描き始めました。
和のイメージで行きたかったのですが、イメージがなかなか湧かず、筆が止まった時間がかなりありました。
ただこの考える時間を持った事により、平凡な日常の中で、菊・水・光 が互いをこばまず受け入れあって存在しているという事を確認しました。
山崎さんは真面目で勉強熱心なので、とことん絵に向かい合い納得行くまで諦めずぶつかる方です。今回は60×90cmという大きなパネルと格闘したせいもあり、夢中になりすぎて具合が悪くなったこともあったほど。
最初にジェッソというアクリル系のモデリング材を使い下地で深みを出した後、花を描いてはつぶし、また描き起こすという作業を積み重ねていきました。その情熱が伝わります。 オバラ