
清々しく美しい光が差す風景画。
近景、中景、遠景の3つの要素が影響しあい、広く豊かな空間が表現されています。
そこに存在する空気や風、気温まで感じ取れそうな絵。
近景はコントラストを強めに描写量も多めに描き、遠景になるほどに、ゆるやかにコントラストを弱めて、ゆったり大きな描写に変えて描いています。このさりげないテクニック、流石です!!
紅葉の黄色と湖畔の青との補色もキレイですね!!
私が最も惹かれたところは『光』。
山々に差す光の強さや向きや角度で、絵の中に季節や時間までも描いている。
『光』によって様々なものが伝わってきます。
伊藤さん、本日から描き始めた『光の道』の絵の完成が楽しみでなりません。
どんな『光』を描き出すのか今からワクワクです。
白石