年末のご挨拶トップバッターとなりました、高校一年生のあかりです。
私は、中学1年から現在進行形でミオスで絵を教えていただいているのですが、今年の春に小原先生から小学生クラスのお手伝いのお誘いを頂き、アシスタントをさせていただく事になりました。
高校生は、朝早く起きて、学校に行き放課後は友達と遊ぶのだと、想像しているのですが合っていますか?私は通信制高校に通っているため、必要最低限しか学校に行きません。そのため予定がある時以外は、ほぼ一日中家の中で好きな時間に勉強し、よく言えば好きな事を極め、はたから見るとだらだらと過ごしています。
おそらく通信制の高校に行っていなかったら、学校生活が忙しくミオスのバイトをする余裕がなかったと思いますので、何がきっかけでどう自分の人生経験が変わってくるか、分からないものだと感じています。
私は小心者な性格なのでアルバイトを始めたころ、ミオスに行く道中で「指示を間違えたらどうしよう」や「小原先生に教えて頂いたことを全て覚えられなかったらどうしよう」と心配で、どこか不安な気持ちでビクビク教室に行っていました。
しかし授業開始時間になって小学生たちが教室に入って来ると、そのようなことを考えている暇もなくなります。なぜならみんなとてもエネルギッシュだからです。「朝から学校行って、さっきまで友達と遊んできたんだよね?」と、疑いたくなる程元気です。また、みんなの笑顔が眩しいくらいいつも輝いています。それが私は羨ましいので負けないように、笑顔で接するよう心がけています。
私がアシスタントをする中で特に学んだことがあります。それは、裏で働いてくださる方々がいるからこそ、絵を習うことが出来るということです。実際にその立場になりバックヤードを見て、私は初めて分かりました。アトリエの仕事は小学生のお守りをしてアドバイスしておしまいではありません。例えば学生クラスの授業が始まる前は、描いている一人一人の絵を机に置き、画材をレンタルしている方のために絵の具を出したり、授業が終わった後は、絵を仕舞い掃き掃除やトイレ掃除をしたりなどなど、こまごまとした作業が重なり合って、授業を続けることが出来る。当たり前の話になりますが、そのようなことが自分が働くことでようやく気付くことができました。
ミオスのアシスタントの一人としてお手伝いができるのは、とてもやりがいがあり、他のアルバイトでは感じることができないものです。これからも感謝の気持ちを込めて、みなさんの役に立つよう尽力していきます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。