記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「錨を上げよ」

2019-12-06 08:47:51 | book
百田尚樹さんの本は仲間内で賛否両論。
私は最初に読んだ本が「永遠のゼロ」だったので嫌いじゃない。
その後も「海賊と呼ばれた男」「フォルトゥナの瞳」など面白いと思って読んだ本が何冊かある。
今回の「錨を上げよ」は30年間眠っていた小説だというし、また自伝的小説だとのこと。
文庫本が出たので購入したが、1&2篇読んで「あれっ?尻切れトンボ?」と思ったら、1ヶ月後に3&4篇が発刊された。
「錨を上げよ」⇒(百田尚樹作)
主人公は昭和30年に大阪の下町で生まれた作田又三。
又三の29年間の生き様が書かれてる。
短気で頑固で行動力だけは類を見ない。
生と死のはざまを何度も経験し、何度も失恋し、それでもめげない又三。
又三は波乱万丈の人生に無事「錨を下す」ことができるのか?

自伝的小説。


感想:主人公はハチャメチャ。
   突拍子もない行動をするし、行きつく先が全く読めない。
   「自伝的」って言うのは、百田さんの思考や言動を主人公にかぶせてるみたい。
   百田さんを知ろうとか思っていないから、小説としては面白かった。
   ただ、一気に読みたかったのに中1ヶ月空くのは勘弁してほしかったわ。
   
コメント
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