秋の山天空に音吸われゆく
(にぎやかな秋の山も天空にすべて消え去るごとくですね)
網走から最も近い山で標高は1000メートルより10センチ低い999.9メートルの藻琴山(もこと山)
山の日は、日本の国民の祝日の一つである。本来の日付は8月11日。2016年1月1日施行の改正祝日法で新設された。
2020年、2021年の山の日は、東京五輪関係で固定日ではなく日付が変更されました
2020年と2021年は東京五輪の開閉会式に合わせて3つの祝日(海の日、山の日、スポーツの日)が移動されました。
2021年の「山の日」は、閉会式当日の8月8日(日)です。その結果、2021年は8月7日(土)、閉会式8日(日=山の日)、9日(月=振替休日)と3連休になります。
暮らしの歳時記より:山の日とは、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日です。
他の祝日と異なり、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではなく、「山の日」を国民の祝日にしようという様々な動きによってできました。
日本は国土のおよそ6~7割が山地で、周りを海に囲まれているため、山や海に畏敬の念を抱きながら生活し、それらの恵みに感謝しながら自然とともに生きてきました。
1995年に「海の日」が国民の祝日になると、山梨県をはじめ複数の府県で「山の日」ができ、2002年の国際山岳年に「山の日」制定の構想が本格化しました。
その後、2010年に日本山岳協会など山岳5団体が「山の日」制定協議会を設立し、2013年に超党派の「山の日」制定議員連盟が発足すると、「山の日」を国民の祝日にする運動が全国に広がりました。
こうした動きを受けて2014年に「山の日」が制定され、2016年に施行となりました。
当初は祝日のない6月にする案や、「海の日」(7月第3月曜日)の翌日にする案などがありましたが、お盆のころで休暇がとりやすい8月11日になりました。
一時はお盆前の8月12日が有力でしたが、日航機墜落事故が起きた日と重なることから見直され、8月11日に落ち着いたのです。
8月11日には山にまつわる意味もあります。
国民の祝日になる前から全国各地に独自の山の日があり、その日付は様々とはいうものの、8月8日は「やまなし山の日」「ぎふ山の日」、11月11日は「かがわ山の日」「えひめ山の日」「こうち山の日」など、「8」や「11」を用いる傾向がありました。
これは、「八」の字が山の形にみえるため「8」、木が立ち並ぶイメージから「11」というふうに、山を連想させる数字だからです。
山登りやハイキングにもよい季節。「山の日」を山に親しむきっかけにしたい
紆余曲折の末8月11日の「山の日」が誕生したため、「そもそも学校は夏休み中」「13日からお盆休みなので微妙」「経済効果に期待」など、立場によってさまざまな意見があるようです。
いずれにしても有意義に過ごしたいもの。山にまつわるイベントも多いので、山に親しむきっかけになるといいですね。
2021年は五輪閉会式当日に日付が移動され、翌日は振替休日になるので、五輪の余韻も楽しんでみてください。
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コロナが過去最大の感染者を生んでしまったオリンピックも今日で終わります。
コロナはそっちに置き浮かれまくった国民は今度はコロナに目を向けるのでしょうか?
いずれにせよ都会の人間は人が一杯いることに安心を覚えているのでしょう。
海でも山でも人が一杯いるところに押し寄せます。
海も山も自然を満喫する場所、自然に敬意を祓い過ごせる所ですので、穏やかにゆっくり過ごしたいものですね。
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とはいえ孤独になることに危機感を持っている現代人が多数派を占めていることは間違いないので、心のつながりを持てるような生き方を心掛けたいものですね。