川柳は括りがなくて流れゆく
(現代人は決め事に頼りすぎかもしれません・・)
1757(宝暦7)年旧暦8月25日、柄井川柳が最初の川柳万句合を興行した。
『川柳の題材』
自分のこと、家庭や学校、社会、素朴な疑問点、滑稽なネタ、駄洒落等々、卑近な日常を活写するだけで川柳が生まれます。
そういう意味では、あらゆる題材が考えられます。
しかし、題材に困るならば、句に人間を登場させると、共感される素地ができ、書きやすくなる場合も多いことでしょう。生き生きさせたい場合、特に効果的といえます。
とはいえ、短歌と比べて庶民性が高いため、地の文との区別が大切です。
例えば愚痴などは、川柳の成立当時から、どのような読者にとっても、単なる地の文でそのまま普段口にされているようなものと変わらないため、余りいい作品に恵まれなかった傾向があります。
学級崩壊のような、社会性があって訴えるべきテーマでない場合は、あえて愚痴を訴えたいならば、推敲の際、ひねりやウイットを加えたり暗喩の表現技法を用いたり、といった工夫があるほうが読者の関心を呼びやすいものです。
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とは言え、川柳って難しい!と私は感じています。
北海道で発行されている日刊紙に川柳を投稿する欄がありますが、なかなか採用されません。
毎日柳欄をみて参考にしていますが・・・。
もう少し川柳に力を入れたいと思っています