あやのぶらり温泉

源泉調査から高級旅館まで、2700温泉地以上の湯巡りの一部を記録しています。

湯ノ花温泉 石湯

2006-06-20 | 福島の温泉
湯ノ花温泉の共同湯の一つ石湯は、やはり木賊の共同湯のように川に向かって下っていくとある鄙びた混浴の湯小屋です。

近付きびっくり。巨大な岩が湯小屋に突き刺さっています。

箱の中に料金を入れると、シンプルな熱い内湯と板を隔てた川沿いに温めの湯船があり、熱さに慣れない人はここで体を慣らしてから隣の熱い内湯に入るといい、と入浴中の老人のご夫婦に教えてもらいました。

岩側と右側の浴槽内の2箇所から57.6℃の弱アルカリ性単純温泉が少しずつ自噴しています。とにかく、熱い湯です!しかも、混浴なので浴槽から出れば丸見えです。共同湯ですのでバスタオル等も巻けませんので女性には難易度が高いかもしれません。私はタオル1枚で隠してなんとかしました。

温泉の分析表をメモっていると、お爺さんが「勉強熱心だねえ。」と声を掛けた。「素敵な温泉、どうも有り難うございました!さようなら!!」
私は奇跡的な湯小屋とお爺さんに手を振って別れました。

湯ノ花温泉 石湯
協力金 200円以上
夜8~9時は地元専用タイム。
石湯に下る手前の小さな空き地は手前の住民の駐車場です。
私は住民のご好意で停めさせていただきましたが、本来は湯ノ花温泉に入ってはじめに右側にある大きな橋を渡った広い空き地に停めてください、とのこと。