きょう、
ドラマ「怪奇大作戦セカンドファイル」の収録に行ってきた。
(NHK-BShi、4月2日から月曜夜10時
GWにBS2で旧作14話+3話で再放送の予定
※前回のブログにこの作品の記述があるが、その時点で出演は未定だった)
僕の役は、
「そーとー注意して見てないとわからん」とは思うが
あんまり注意して見てると
ストーリーがわからなくなるといけないので
ご注意・・・。(笑)
そこで前からお会いしたかった人に会えた。
このドラマの監督の清水崇さんだ。
2002年にはビデオ版「呪怨」を映画化して大ヒット。
翌年には「呪怨2」も映画化して大ヒットした。
それだけではなく2004年には自らの手で
「呪怨」のハリウッド・リメイク版を製作して、
日本人監督の実写としては初の
全米興行成績No.1を獲得したのだ。
今回のドラマは3つのストーリーを一日づつ放送するが
いずれのストーリーも、若手ビッグネームが起用されていて
初回が清水監督なのである。
その作品のイメージから、
僕は、かなり厳しい監督というイメージを持っていた。
ミスると「呪われるかも?」なんつって。
でも、ちょっと親しみも感じていた。それには理由がある。
「監督の清水です。よろしくおねがいします」
振り返った監督は、
顔いっぱいの髭のなかの人懐っこそうな目で
丁寧に挨拶してくださった。
「石森です。宜しくお願いします。
扇愛奈さん(のお父上)からお話はかねがね。
監督によろしくとのことでした。」
「おおっ!?なんでですか?同じ事務所?」
・・・違います。
扇愛奈さんは今、僕のもっとも注目している
女性ロックミュージシャンだが
http://www.ougiaina.jp/(←音がでるから注意)
清水監督の「輪廻」という作品に
主題歌として採用されているのだ。
その「輪廻」という曲は清水監督のオーダーで作られたもの。
愛奈さんは最初別の曲を用意したが
監督の要望でもう一曲書き、それが採用された。
(名曲なので是非聴くべし)
でだね、愛奈さんのお父さんは
僕が学生時代と浪人時代によく聴いていたDJであり
現在は文化放送の報道部で事件などを追う記者達のキャップ。(かっけー)
僕はそこで記者をしている関係で、
清水監督の話を間接的に伺っていたのだ。
デモテープもキャップの車で聴かせていただいてしびれた。
そこでキャップに
「清水監督にあす、お会いします」と言ったら
「本当にいい人、本人も主題歌は始めてで勉強になった。
よろしく言っておいて」と言われていたのである。
・・・ってなことを監督に言うと、
「ご縁があるもんですねえ」と感慨深げであった。
しかし「ご縁」はこれに止まらない。
「実は、僕
FMぐんまのアナウンサーだったんです」というと
「ほおっ!」という監督。
監督は1972年 7月27日生まれ。群馬県前橋市出身。
'95、小栗康平監督の「眠る男」に
見習いスタッフ(小道具)として参加し
これを機に上京したのだ。
フリーの助監督として
数十本のテレビドラマやVシネマに参加し
そのあとの活躍は周知のとおり。
僕は当時パーソナリティー兼記者であり、
この「眠る男」をたっぷり取材し紹介した。
製作費の全額を税でまかなうという
日本では前例のない取り組みで県民みんなで作った。
ロケは群馬、役所広司、安聖基、
クリスティン・ハキムさんらがキャストだが
エキストラなどは県民が演じた映画だったのだ。
「あのときに監督がいらしゃったんですねえ」なんて話をし
「最近FM群馬からも
取材のオファーがあったんだよお」なんて
えらくローカルな話をした。
同時期にあの町で夢を追い、そして成功しつつ
なお世界で活躍する監督を誇りに思う、
と伝えてエールを贈った。
収録スタジオは
高田馬場近くにある。
上京した僕にとって
「初めて住んだ東京」だ。
夢について想いながら
町並みを確かめるように帰路についた。
いつか監督と
仕事以外でもゆっくり話をしたいな。
・・・あ、仕事大歓迎ですけど。
ドラマ「怪奇大作戦セカンドファイル」の収録に行ってきた。
(NHK-BShi、4月2日から月曜夜10時
GWにBS2で旧作14話+3話で再放送の予定
※前回のブログにこの作品の記述があるが、その時点で出演は未定だった)
僕の役は、
「そーとー注意して見てないとわからん」とは思うが
あんまり注意して見てると
ストーリーがわからなくなるといけないので
ご注意・・・。(笑)
そこで前からお会いしたかった人に会えた。
このドラマの監督の清水崇さんだ。
2002年にはビデオ版「呪怨」を映画化して大ヒット。
翌年には「呪怨2」も映画化して大ヒットした。
それだけではなく2004年には自らの手で
「呪怨」のハリウッド・リメイク版を製作して、
日本人監督の実写としては初の
全米興行成績No.1を獲得したのだ。
今回のドラマは3つのストーリーを一日づつ放送するが
いずれのストーリーも、若手ビッグネームが起用されていて
初回が清水監督なのである。
その作品のイメージから、
僕は、かなり厳しい監督というイメージを持っていた。
ミスると「呪われるかも?」なんつって。
でも、ちょっと親しみも感じていた。それには理由がある。
「監督の清水です。よろしくおねがいします」
振り返った監督は、
顔いっぱいの髭のなかの人懐っこそうな目で
丁寧に挨拶してくださった。
「石森です。宜しくお願いします。
扇愛奈さん(のお父上)からお話はかねがね。
監督によろしくとのことでした。」
「おおっ!?なんでですか?同じ事務所?」
・・・違います。
扇愛奈さんは今、僕のもっとも注目している
女性ロックミュージシャンだが
http://www.ougiaina.jp/(←音がでるから注意)
清水監督の「輪廻」という作品に
主題歌として採用されているのだ。
その「輪廻」という曲は清水監督のオーダーで作られたもの。
愛奈さんは最初別の曲を用意したが
監督の要望でもう一曲書き、それが採用された。
(名曲なので是非聴くべし)
でだね、愛奈さんのお父さんは
僕が学生時代と浪人時代によく聴いていたDJであり
現在は文化放送の報道部で事件などを追う記者達のキャップ。(かっけー)
僕はそこで記者をしている関係で、
清水監督の話を間接的に伺っていたのだ。
デモテープもキャップの車で聴かせていただいてしびれた。
そこでキャップに
「清水監督にあす、お会いします」と言ったら
「本当にいい人、本人も主題歌は始めてで勉強になった。
よろしく言っておいて」と言われていたのである。
・・・ってなことを監督に言うと、
「ご縁があるもんですねえ」と感慨深げであった。
しかし「ご縁」はこれに止まらない。
「実は、僕
FMぐんまのアナウンサーだったんです」というと
「ほおっ!」という監督。
監督は1972年 7月27日生まれ。群馬県前橋市出身。
'95、小栗康平監督の「眠る男」に
見習いスタッフ(小道具)として参加し
これを機に上京したのだ。
フリーの助監督として
数十本のテレビドラマやVシネマに参加し
そのあとの活躍は周知のとおり。
僕は当時パーソナリティー兼記者であり、
この「眠る男」をたっぷり取材し紹介した。
製作費の全額を税でまかなうという
日本では前例のない取り組みで県民みんなで作った。
ロケは群馬、役所広司、安聖基、
クリスティン・ハキムさんらがキャストだが
エキストラなどは県民が演じた映画だったのだ。
「あのときに監督がいらしゃったんですねえ」なんて話をし
「最近FM群馬からも
取材のオファーがあったんだよお」なんて
えらくローカルな話をした。
同時期にあの町で夢を追い、そして成功しつつ
なお世界で活躍する監督を誇りに思う、
と伝えてエールを贈った。
収録スタジオは
高田馬場近くにある。
上京した僕にとって
「初めて住んだ東京」だ。
夢について想いながら
町並みを確かめるように帰路についた。
いつか監督と
仕事以外でもゆっくり話をしたいな。
・・・あ、仕事大歓迎ですけど。