きょうは文化放送「吉田たかよしプラス」にレギュラー出演する
最後の日だった。
この番組の中の「特集プラス」で、
毎週水曜日に様々なテーマでしゃべってきたが
かなり自由にいろんなことをいろんなやりかたでやらせていただいた。
自分にとっても多くの出会いがあり、
また表現の仕方も広がった。
元アナウンサーで現在医師の「たかよし」さんは、
かなり個性的な喋り方をするかただ。
最初はとまどったかたもいるかもしれない。
でも、おそらくもう二度と現れない人材だ。
何がすごいって「相手の話を聴く能力」がすごい。
番組中、会話をしていても
「そこ大事なとこ!」ってところで、純粋に驚いてくださるし
時には僕も気がつかなかった視点で質問を返してくる。
本当によい喋り手というのは相手の話を上手に聴ける人で、
それはおそらく、医者にも言える。
また、たかよしさんは難しい言葉を使わずに
難しいことを伝える能力もすばらしい。
お年寄りや子供の患者にもそうしているのだろう。
これは僕らも学ばなければならない。
脳トレブームに便乗し、いろんな研究者が
いろんなことを言っているが
たかよしさんが他の学者と違うのは
リスナーや患者の立場で話していることだ。
簡単にいうと、思いやりが常に根底にある。
先日、この番組に関わった出演者や歴代スタッフで打ち上げを行ったが
会場は文化放送の故郷、四谷の店が選ばれた。
これは番組開始時に、
皆で親睦を深めた店だ。
メニューもほぼ同じだった。
いつもはそんなに飲まないたかよしさんは、
いつになく酔っ払い、
僕も一緒にふざけていてメガネを壊した。
番組が終わる寂しさからではなく
出席した面々を見て
多くのスタッフが心をひとつにしてきたことを
感じられたのだと思う。
打ち上げがお開きになり
ひとあしさきに会場を出た歴代ディレクターと僕は
夜空を見上げ、一緒にガードレールにもたれた。
今は営業で活躍されているディレクターのひとりが
「やっぱり四谷は空気がやわらかいや」とつぶやいた。
みんなうなづき、明日を思った。
番組はまもなく終わるが
誰も最後まで手は抜かない。
またいつか一緒にやろうぜ、と
誰かの声が聴こえた。
※たかよしさんの声は4月以降も
朝の新番組の中で聞くことができる。
最後の日だった。
この番組の中の「特集プラス」で、
毎週水曜日に様々なテーマでしゃべってきたが
かなり自由にいろんなことをいろんなやりかたでやらせていただいた。
自分にとっても多くの出会いがあり、
また表現の仕方も広がった。
元アナウンサーで現在医師の「たかよし」さんは、
かなり個性的な喋り方をするかただ。
最初はとまどったかたもいるかもしれない。
でも、おそらくもう二度と現れない人材だ。
何がすごいって「相手の話を聴く能力」がすごい。
番組中、会話をしていても
「そこ大事なとこ!」ってところで、純粋に驚いてくださるし
時には僕も気がつかなかった視点で質問を返してくる。
本当によい喋り手というのは相手の話を上手に聴ける人で、
それはおそらく、医者にも言える。
また、たかよしさんは難しい言葉を使わずに
難しいことを伝える能力もすばらしい。
お年寄りや子供の患者にもそうしているのだろう。
これは僕らも学ばなければならない。
脳トレブームに便乗し、いろんな研究者が
いろんなことを言っているが
たかよしさんが他の学者と違うのは
リスナーや患者の立場で話していることだ。
簡単にいうと、思いやりが常に根底にある。
先日、この番組に関わった出演者や歴代スタッフで打ち上げを行ったが
会場は文化放送の故郷、四谷の店が選ばれた。
これは番組開始時に、
皆で親睦を深めた店だ。
メニューもほぼ同じだった。
いつもはそんなに飲まないたかよしさんは、
いつになく酔っ払い、
僕も一緒にふざけていてメガネを壊した。
番組が終わる寂しさからではなく
出席した面々を見て
多くのスタッフが心をひとつにしてきたことを
感じられたのだと思う。
打ち上げがお開きになり
ひとあしさきに会場を出た歴代ディレクターと僕は
夜空を見上げ、一緒にガードレールにもたれた。
今は営業で活躍されているディレクターのひとりが
「やっぱり四谷は空気がやわらかいや」とつぶやいた。
みんなうなづき、明日を思った。
番組はまもなく終わるが
誰も最後まで手は抜かない。
またいつか一緒にやろうぜ、と
誰かの声が聴こえた。
※たかよしさんの声は4月以降も
朝の新番組の中で聞くことができる。