石森則和のSEA SIDE RADIO

ラジオマンの
石森則和がお届けするブログです!

ららら科学の子~!

2007-07-06 | Weblog
子供の頃、
NHKの科学番組「ウルトラアイ」が好きだった。

ウルトラセブンに変身する道具ぢゃないお。
70年代に放送されていた、まじめな科学番組じゃ。
(若き日の山川静夫アナウンサーが司会でした)

NHKには昔から面白い科学番組があって
僕の最古の記憶では
ウルトラアイの前に「四つの目」という番組もあった。

「ストレス実験中」と書かれた札を下げた乳牛が
銀座をねり歩く実験とか
(ちょっとかわいそうか?)

ひとだまを人工的に作る実験とか、
(これはあのホンダが「人魂製造機」を作ってた)

ダイアモンドをロードローラーで轢いて硬さを調べるとか
(アーム筆入れかっ!・・・あ、あれは象か)
「おわー」な企画が多く、僕を理科好きにしてくれた。

もしかしたら、好きになったのは
子供のころ、
家族で楽しく見ていたからかも。

前にも書いたけど
父が自動車メーカーに勤める研究者だったから
家でも科学の話題が多かった。

番組でわからないことが出てきても
大抵は答えてくれる。すげえ!と思った。

ウルトラアイの前にも
「四つの目」という番組を見ていた記憶があるのだが

今、調べてみたら「四つの目」は
僕の生まれた年にオンエアになり
6年後に番組が終わっているので
相当小さい頃から見ていたことになる。
びっくりくりくり、くりっくり。


実はNHKのこうした科学番組は
「四つの目」から綿々と
少しづつ形を変えながら続いているのである。

「四つの目」
「レンズはさぐる」
「ウルトラアイ」
「トライ&トライ」
「くらべてみれば」(ここまでは全部、山川アナ)
「なせばなるほど」

そして、
今放送されているのは何か?!
っつーと・・・


それは
「ためしてガッテン」である。
司会は立川志の輔師匠!
※毎週水曜日、夜8時放送
火曜日深夜(正確には翌)1:10~再放送。

これ、民放で取り上げ、話題になった
「健康にいい食べ物」を検証しなおすなど、
結構トンガッた姿勢を見せている番組で
NHKだけに、かなり丁寧に作られている。

またウルトラアイなどの流れを汲んでいるようで
実証実験に時間と力を注いでいるのである。

実験にかけるスタッフの
情熱的で「頭フル回転」の姿勢は感動ものだ!

・・・とゆーわけで

8月29日水曜日放送の
「ためしてガッテン!」に
いしもりんこさん、
「もりっ」と出ちゃいます。

(※あくまで予定だから
放送予定が変更になる可能性も無くはないが、
そうなったら「石森がでてる」つもりでみるべし!)



これ見てた子が
あの頃の僕みたいに、
科学を好きになってくれるといいなあ。


「海鳴りロックフェス Vol.1」じゃん!

2007-07-06 | Weblog
首が変。

そう、ヘッドバンキングのためだ。
ネットバンキングではないし
小さなバイキング(びっけ?)でもない。

扇愛奈さんの6/20リリースのミニアルバム
「海鳴りライダー」の発売イベント
「海鳴りロックフェス Vol.1」を楽しもうと
下北沢・CLUB 251に行ってきた。

今回は愛奈さんを含め3組が演奏したが
(あ、エアギターの宮城マリオさんがいるから4組か)
のっけから全開!

愛奈さん以外では
eddy12のベースのプレイに心を惹かれ、
目が離せなくなった。

ベーシストのかたは、
「美人のボーカルさん」よりも
「自分」を熱く見つめる男に
きっと気持ち悪かっただろう。

で、いよいよおまちかね
扇愛奈ちゃんのライブ。

なんつーのか、
他のみんなにしてみれば
「ゴール」だと思っている水準を、

とーっくに突き抜けて
それでも尚
どこまでもぶっとんでいく。

ただ「とんでくだけ」の元気バンドは
七里ガ浜の砂粒ぐらいいるが、

愛奈さんの、すげえのは
みんなをちゃーんと「連れて行く」ことだ。

Guitar:杉本恭一さん (レピッシュ)
Bass:内田雄一郎さん(筋肉少女隊)
Drums:矢野 一成さん(THE MOONBEAM)の
すっごくタイトでパワフルな演奏が
愛奈ちゃんをしっかり支えている。

なんかすごいもの見た!って感じだ。

これを何にたとえればいいのか?

例えば、
「すっげえでっけえキャデラックが
F1並のスピードですっとばしていく」イメージ。

「誰が運転してるんだ?」と思ったら
コクピットから、ぴょーんって、
かわゆい女の子がおりてきましたって感じ?

「どこまでもぶっとんでく音楽」
・・・って書いたけど
ボーカルの美しい伸びも
テレキャスをかき鳴らす指も
バスドラに完全シンクロのエッジの利いたリズム感も
すべてハイクオリティで全然ぶれない!

しかも「声が強い」
体調が万全ではなかったそうだが
それならそれなりのやりかたで
ステージをこなせる。

一言で言えば「格が違う」のだ。

実力と自由な感性に裏付けられたその音楽性は
ちょっとカテゴライズすることすら難しい。

まあ、とにかくCD「海鳴りライダー」聴くべし。
だがCDだけ聴いて
「扇愛奈」を知った気になってはいけない。
ライブにこそ真髄ありぞなー。!

機会があったら
聴いちゃってみない!?
ここに何かあるぞ?