石森則和のSEA SIDE RADIO

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石森則和がお届けするブログです!

よろめく夜の物語。

2007-07-07 | Weblog
先々週ぐらいから
左足が痛いなあと思っていたが、
我慢してた。

靴擦れのようだ。

真っ赤である。

しかし、・・・そのうち
すげえ腫れてきた。
が、我慢できん。



こりゃあ医者にいかんと無理か。

泊まりのデスクをやっている時も
「靴」を履いていること自体
「苦痛」(しゃれではない)なので

左足だけ靴下のままで
原稿を書いていた。

あ、おしっこしたい。

右足だけ靴はいて
ケンケンしながらトイレへ。

おろろろ?

バランスが。
右へ左へさだまらん。

壁に、ごーん

(この時の表情は
「森進一のサビの時の顔」だったという)

でも夜中だから
人少ないし誰も見てないや

・・・と思ってたら
深夜放送意のADの女の子が
しっかり見てた。

「あ、こんばんわ」と言ったが
おびえた目をして逃げていきました。
ばっきゃろー

おまえなんか
ペヤングのお湯切るとき
麺も一緒に流しちまえ。


・・・さて。


片足で用を足すのはスリリング。

照準が絞れぬ。
でも、ちゃんとできたぜ。



ほっとしてチャックを閉めた時

バランスを崩して
便器に胸を強打しました。

「はふん
声がでちゃった

医療関係の取材をずっとやっていた時期があり
毎週、どこかしらの医療機関に行っていたが、

自分が治療するのは
取材中に右手の小指を捻挫したとき以来だ。

病院苦手。

でも、ふと
鳥越俊太郎さんの言葉を思い出した。

「私は手術するとき
取材するつもりで手術を受けたので
興味津々でわくわくした」

おお、それだ

PCで病院を選ぼうとしたが、
もう、文化放送から浜松町の駅まで歩くことすら
困難になったので

近くの
でっけえビルの上のクリニックに決めた。

初めて行ったが
数々の最新の医療現場を見てきた僕には
ものすげえ「懐かしいかんじ」の病院だった。
昭和の病院を再現したテーマパークかと思った。

だって
外科医と歯科医の
鶴のような、おじいちゃん先生が
互いにロビーで、健康相談をしてるのよ。

「先生、それは年だからしょうがないのじゃ」
とか聴こえてくる。

・・・おお、なんてドクターの年齢層が高いのだ。
(↑もはや取材は始まったのである)

泊まり明けで
うつらうつらしながら待っていると
名前を呼ばれた。

どんなおじいちゃん先生かと思ったら

メガネの似合う「若い女医さん(美人)」で動揺した。


足を見せたら、先生
「何これ?!」

言うか普通。

それでも丁寧に調べてくれて
「じゃあ、治療するから」

振り向くと看護婦さんが
銀色に光り輝く医療器具で

僕の足に・・・

ぷす。

「ぎゃあああああああ!」


痛くない。
上手なのね

なんだかんだあって
痛みはひき、
腫れもひきつつありますが
今も左足だけ包帯まきまき。

うーん、
冷静に「取材のつもりで手術を受ける」なんて

トリゴエ先生、
僕にはまだ10年早いようです。