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「第19回世界天才会議」が
JR東京駅の、丸の内北口ドームで開催され、
ニュースパレード(文化放送、月~金17時)で
レポートにいってきました。
このイベント、誰がやってんのか、
なんとなく予想できそうだけど
・・・それ、たぶん、あたり。
灯油ポンプやフロッピーディスクを発明した
「ドクター中松」が「あらゆる分野の天才を集めよう」と呼びかけて、
年1回開催されているもので、
今年はアメリカ、韓国、ベトナムなどから
企業や個人、15組が出展。
会場には世界各国から出品された
「水道水を入れただけでアルカリ還元水になるボトル」や、
「ハンバーガーにしか見えない垂直に離着陸する飛行機」
「ボタンひとつで適量のトイレットペーパーが、
にーっと出てきてカットされるペーパーホルダー」などがあったよ。
ただし、今回のメインはだね。
ずらりと並んだ食べ物の写真です。
会議の呼びかけ人でもあるドクター中松が
今年、受賞した「イグ・ノーベル賞」の受賞作品。
「イグ・ノーベル賞」とはノーベル賞シーズンに合わせて
アメリカのハーバード大学で行われるパロディーなんだけど
本物のノーベル賞受賞者が選考する。
世界中の研究が対象で
「まず笑わせて、次に考えさせる」真剣なもの。
今年の各分野の受賞には
「逃げ出して隠れる目覚まし時計の発明」のほか
「人間は水とシロップの中で、どちらが速く泳げるか」や
「バッタが『スター・ウォーズ』を見ているときの
脳細胞の活動」の研究などを放送で紹介しましたが、
実はほかにも
「去勢したワンちゃんのための人工睾丸の開発」
「うん○をする時のペンギンの中(!)の
圧力の変化の研究」
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スパイシーなものがありました。
・・研究結果より、動機を知りたいわ。
(さすがにニュースでは触れなかったけど)
参考までに、
過去のイグノーベル賞の日本人の受賞者には、
これまでも、カラオケの発明者や、
下着にふきかけると浮気がわかるスプレーの開発者、
犬の言葉の翻訳機の開発者、
足のにおいの原因物質の解明者が名を連ねています。
今回、中松さんは「35年間、自分の食事を撮影し続けた
頭のよくなる食事の分析」で受賞。
(中華にフランス料理・・・ごちそうばかりでしたわ)
現在77歳の中松さんは55品目を毎日摂取すれば
144歳まで生きられると主張、
(僕が言ったんじゃないよ)
ある意味、なんだか本当に長生きしそう・・・
ところで、
報道部に戻ると
だじゃれのオーソリティとして
おーそりられている、白井アナウンサーが
「ところでイグ・ノーベル賞のイグって何か知ってる?」と。
「いえ・・・1グラムですか?(IG)」
受賞当時、白井さんが
番組で電話をつなぎ
ご本人に聞いてもモゴモゴ答えなかったといいます。
不思議に思って
そこで辞書で調べると
手がかりらしきものが見つかったんだそうです。
白井さんが開いた辞書を見せていただいたのだが
「イグノーブル(ignoble 【ig・no・ble】)」という言葉が!
・・・・「下劣な、下等な」とありました。
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「でも、絶対これ」・・と白井さんとうなずきあったのでした。
でも、・・・「最高のほめ言葉」なんじゃないん?
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楽しませようとしているのか、
それとも本気なのかは不明ですが
今のところ目くじら立てることもないかも?
(薬事法などに触れる言動をされないことを祈ります。)
ドクター中松ってやっぱりすごいなと思いますが、
私の友人の物理学博士たちは、彼の発明はパクリばかりだとか、
既に有るものを少し変えているだけだ・・・・、
と言う様な事を言います。
本当のところは、どうなのでしょうね?