石森則和のSEA SIDE RADIO

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石森則和がお届けするブログです!

激しい静寂

2007-10-25 | Weblog
カメラマンの矢内耕平さんからメールが届いた。

文化放送や石森の個人ブログに
「WBC世界フライ級チャンピオン・内藤大助選手との写真」を載せるため、
内藤選手が所属する宮田ジムさんに
ジムの公式HPで使用している画像を転載する許可を頂いたのだが、

その関係でHP制作会社経由で矢内さんに連絡が行き

矢内さんが、
ご自身が撮った
「内藤選手と、内藤選手に勝利者インタビューする石森の写真」を

「ブログで使えるように」と
ご厚意でわざわざ送ってくださったのだ。

・・・そのお気持ちが嬉しいなあ。

そのブログはこれね。「文化放送報道部日記」


実は、矢内さんには直接お会いしたことはない。
しかし、お名前は知っていた。

あれ?なんで知ってたんだ?・・・と自分で不思議に思い、
調べてみたら気がついた。

まあ、これ見てよ↓(一例だけど)
まずこれをクリック。
次にこれをクリック!
で、もってここもクリック!!

ね?一枚の静止画が、いかに雄弁に物語っているか!

これまでも
主にボクシングやリングに関わる写真で
僕らに感動を与えてくださっていたのだ。

矢内さんの作品を拝見すると
選手らに対する愛と尊敬を感じる。

過去には
(僕にも思い出深い)四谷の街で
「1R0分34秒」と題する写真展を行った。

このタイトルは内藤選手が初めて元王者ポンサクレック選手とタイで戦った際、
倒された試合のKOタイムだ。

この試合については、ここのブログ「静かな王者」にも書いたので
覚えているかたもいらっしゃるかも。

この試合は世界タイトル戦のフライ級史上最短試合記録となり
後にバッシングなどで内藤選手を苦しめることにもなるのだが
矢内カメラマンはこのとき、タイに同行して撮影し続け、
ドキュメント作品に仕上げたのだ。

内藤選手自身にとっても
ボクシング界にとっても
とても意義深い作品といえるだろう。

これからスポーツに関わる写真を見るときは
矢内さんの名前をチェックしようと思う。

矢内さん、ありがとうございました。
宝物にしますね。






話は変わりますが
ちょっとお知らせ。

来週火曜日25時、
文化放送の「懸賞伝説」(10月スタート)に
ナレーションで出演させていただきやした。
(ディレクターの青山さんありがとうございます!)

青山D渾身のリミックスSEと
石森の迫真の「演技」をお楽しみください。
あー、面白かった。



リスナーの「あっこちゃん」から
ニュージーランド製の「黄金」の歯磨き粉と
オールブラックスのバッチを頂きました。
ありがとね。

あしたの朝から使います。
んがくく。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (冬薔薇)
2007-10-25 19:30:48
こうして 自分の仕事を評価していただけると
嬉しい限りですよね。
私も誰か一人にでも
「いい仕事しているね!」って肩をたたかれるよう
頑張りたいなー

あっこさん。
きっと 喜ぶナー。
早く教えてあーげよっと!
返信する
Unknown (あっこ)
2007-10-25 20:20:20
>冬薔薇さん、ありがとー♪

>石森さん
光り輝く歯茎になってね。
返信する
Unknown (あっこ)
2007-10-25 20:32:09
写真て、不思議ですね。

初めて、カメラマンの被写体への愛情の
大切さを知ったのは、小学校の頃の妹のお友達の
お父様が撮られた、娘さんの写真でした。
写真の中では輝くような笑顔の美少女が、こちらを
見て、微笑んでいました。
私が「とても綺麗な女の子ね。」と言うと、妹が
「そう思う?そう見えるよね。でも、本当は
違うんだよ。」と、いつに無く、真面目な顔をして
言うのです。
その女の子の顔には、見てすぐにわかるような
障害が有ったのです。
実際、別の人の撮った写真では、その痛々しい様子が
明らかにわかってしまうのです。
でも、彼女のお父様の撮った写真では、ひとつも
それが感じられないのです。
お互いの信頼と愛情が、こんな不思議な力を
産み出したのだろうと、私達は思いました。

矢内さんの撮られた写真を拝見して、
愛情の有る写真を撮られる方なんだなあと思い、
感動しました。
返信する
写真 (おいも)
2007-10-26 10:37:08
子供に絵を教えるときに
「写真はそのまま写すだけだけど、絵は自分の目を
通して描くものなんだよ」と言っていました。

けど、矢内さんの写真を見ると、そんなこと言っちゃ
失礼だなぁ、と思いました。

写真だって、その人じゃなきゃ写せない何かが
あるのですね。
矢内さんの「何か」は、凄みがあります。
ドキッとしました。

チャンピオンとのツーショットが、
そんな方の写真だなんて、すごいわ、石森さん。

返信する
ふみゃ。 (いしもり)
2007-10-26 16:48:19
冬薔薇さん、ありがとさん。

最近、以前一緒に仕事をしていたかたから
照美さんの番組の石森が出てるコーナーを
いつも楽しみにしていると褒めていただきました。
「評価してくださるかたはいるんだなー」と
気を引き締めましたぜ。

あっこさん、
これいい話だねー。

おいもさんにも同感です。

カメラつき携帯が普及し
みんなが気軽に写真を撮るようになったけど

そーゆー写真でも
やはりその人の心が写し出されるのかな。
返信する
撮り手との相性。 (stone)
2007-10-30 18:16:55
あっこさんのお話、何度読み返しても胸が熱くなります。

撮り手(という言葉はあるのかしらん)の愛情や思いは、必ず被写体に伝わるんでしょうね。だとすると、今の携帯カメラやデジカメは、その思いが希薄になってしまうような気がします。すぐに見られて、すぐに消せてしまう。撮る一瞬の緊張感が薄れるように感じます。



基本がアナログ体質なので余計にそう思うのでしょうが…。

フィルムを現像するまでどんな写真かわからない。だからこそその一瞬にありったけの気持ちを込めてシャッターをきる。



なんだかしょうもないことに熱くなってしまいました。すみません(汗)

相性…と書きましたね。今は天国に住んでいる父はカメラが趣味で、そこそこの腕前でした。が!人を撮るのは苦手。特に娘(笑)。そこそこ仲良しで相性バッチリだったと思うのですが、写真に写る私はいつもガチガチに引きつった笑顔。

彼は威圧感があったのです。

お花はあんなに美しく可憐に写るのにぃ(悲)。

撮り手と被写体という仲は相性最悪でした。



立場が逆だとベストショットだったのになぁ。



長々とすみません…。



もいっかい、あっこさんの読もうっと!
返信する
ぽんぽこぽん (いしもり)
2007-10-30 23:00:05
stoneさん、ありがとう。

写真には写らなくても、
被写体の表情には
捕り手との関係や、通じ合う気持ちが
しっかりと現れているもんなんだね。
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