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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

さわやかな6月(花にインタビュー番外編)

2013-06-13 | 花のつぶやき
台風3号もどこへやら消え去ってさわやかな青空が広がっています。

この6月は、雨が少ないこと以上に不思議なのは、(私だけの感覚かもしれませんが)まるで秋のような「空の高さと青さ」です。
空気が澄んでとても梅雨時とは思えないさわやかな感じがします。


私の住んでる団地の広場には、緑の草地が広がっていて、ヒメジオン?とかハルジオンなどの雑草の花がたくさん咲いているのですが、それがどれも例年よりも背が高く、なぜか年々丈が高くなっていっている気がします。

たんぼぼの種類?の中でも牧草などと一緒に咲く丈の高い黄色い花がありますが、昔北欧でよく見かけた野の花が今はごく身近かでたくさん見られることに驚きます。
北欧では夏でも暖房を入れていたところもあり、その寒さというか、高原のような「冷涼な空気感」が印象に残っています。

また学生の頃夏休みに下北半島など東北を旅したことがありますが、その地に初めて降り立った時にも空気の違いを感じました。
今私が感じているのはちょうどその時に感じた感覚にも似ている気がします。


「宇宙は膨張している」と言われているけれど、(その速度は私たちが普通に目で見て感じとれるものでは無いと思っていたけれど)もしかしてこの感じは、そういうことなのかも!?

どんどん空が高くなっていってて!? 空の青さも透明感も、もうすでに「新しい光の世界」に入っている感じがするのですが、皆さんはいかがですか?


雨の多い年は、例えば蟻が高いところに巣を作るとか、植物の丈が長いというふうに私は思っていたので、「花へのインタビュー」を兼ねて、野原の花たちにも「今年はどうなの?」と天候について尋ねてみたのですが、なぜか答えてもらえませんでした。

それでもどうしてどの草花もこんなにも上へ上へと丈がどんどん伸びるのだろう!?とずっと疑問に思っていたのです。だって、私の首丈ぐらいの高さまで伸びたものもあるのですから、、。

もしもいつのまにか光の質が変化していて、遠ざかる宇宙に向かって「もっと光を!」と植物たちが一斉に背伸びしているとしたら、、、。
と考えると、私の中では納得がいくのです。


そしてまた青空を見つめていると、もうそれだけで何とも言えない至福感に充たされるような気がします。
毎朝眺める大陽もそうですが、もしかしたら私たちの気が付かないうちに、もうすでにその光の質が変化して来ているのではないでしょうか。


と、ノーテンキなことを言ってる間に、急に土砂降りになったり、カンカン照りの真夏日になったりすると、またまた考えも変わるのかもしれませんが、これが今の私の直観で何となく感じているところです。







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花にインタビュー(その3)

2013-04-24 | 花のつぶやき
今頃はさつきの花盛りです。散歩する道すがらもどこもかしこも「さつき」の垣根が続いています。

昔から不思議に思っていたことですが、お金持ちの家の庭には必ずさつきの植栽がある気がするのですが、どうでしょうか?
お金持ちなのにみなどうして同じようなさつきの庭が多いのかな?なんて不思議に思っていました。

お金持ちに反発するわけでは無いのですが、どこも同じような感じで、それってあまり「個性」が無いな~と感じていたのです。
だからなのかどうか、私にとって「さつき」はそれほど特に好きな花というわけではなかったのです。
かと言って嫌いというわけでも無く、花はどの花もみんな好きではあるのですが、さつきはいっぱい種類のある割にはどれも同じ様に見えてしまって、どちらかと言えば山の岩肌に咲く素朴な「つつじ」の方がずっと好きでした。


そんなことを想いながらさつきの花を眺めていると、

「個性って何よ!?」って、さつきさんがちょっと怒ったような声で言いました。

「あのね、単に目立てばいいのだけが個性じゃないのよ。いかにも『個性』っていう感じなのは、あれは個性では無いの」とさつきさんが言うのです。


「へぇ~そうなんだ!」と私は驚いて
「じゃあ、ほんとうの個性って、何? どうやったら見分けられるの?」と思わず尋ねました。


するとさつきさんはこう教えてくれたのです。
「個性って『愛』なのよ」って。


「えっ、個性って、愛なの?」
「そう、愛を持って見るとね、『個性』が見えて来るの」


そうかぁ、そういうことだったのね♪
どれもみな同じように見えていたのは、私が「愛」を持って見ていなかったからなのね。

「教えてくれてありがとう!さつきさん」


さつきさんはもう怒っていませんでした。
すましたような、ちょっと照れたようなさつきさんがそこに光って咲いていました。







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花にインタビュー♪(その2)

2013-04-12 | 花のつぶやき
駅近くの階段そばの花壇の「芝桜」が、彩とりどりであまりにもきれいだったので見とれていました。

芝桜さんは何が好きなのかなぁ~と、心の中で尋ねたら

『風が好き。大空が好き』
と、まっすぐな答えが返って来ました。

とっても可愛い声でした。
『広い空と風さえあれば、他には何も要らないわ』

そっかぁ!いいなあ、風と空があればいいなんて、、。

「だけどやっぱり、水やら光やらも要るんじゃないの!?」
なんて、現実的なおばさん(私のこと)は、つい余計なことを考えてしまうのでした。


そう言えば『風の歌を聴け』ってタイトルの本もあったなぁ~。
あの頃は、文章では村上春樹と宮本輝がどっちも同じぐらい巧いと思っていたけれど、最近はどうなんだろう?

文体は好きだけど、村上春樹の描く女性はどうも現実感が薄くて私はダメだなぁ~。
『ノルウェイの森』も読んだけどいまいちノレナカッタなぁ。
河合隼雄さんとの対談集はなかなかよかったから、それ以来ちょっと彼を見直したけれど。
それにしても「村上春樹を読んで意識の変わる人」ってほんとうにいるのだろうか?

なんて考えながら、すぐ近くの本屋を覗いてみたら、発売前から大騒ぎされていたハルキさんの本が店頭にずらっ~~~と並んでいました。
が、不思議なことに全く人だかりはありません!(本屋さんも顔色を失うぐらい?)


私はちらっと最初のページの出だしの部分と一番最後のページの終わりの文章を立ち読みして、全く何も感じなかったので、黙って店を出ました。

そして帰り道で芝桜さんにこう話しかけました。

「ネ、どこ吹く風だよね!」って。


下記はれんげの花です。




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花にインタビュー♪(その1)

2013-04-11 | 花のつぶやき
以前のアズミックアートのHPの中でも最も好評で、今でも読者から時々リクエストをいただくのが、「花にインタビュー♪」という、花に聞いた「つぶやき」と私の描いたその花の絵のコラボ作品です。


それで今日は(絵は描けないけど)久しぶりに花にインタビューしてみよう♡と、周辺を歩き廻りました。
切り花の並ぶ花屋さん、花苗を売っているお店、道端の花壇の花、家々の庭に咲いている花 etc...

ところがどの花も話しかけても全く返事が返って来ません。
長らく話しかけていなかったから、もう私には花の気持ちが感じ取れなくなったのかなぁ~と思いながら、何度も心の中で呼びかけました。

そしたら何と
『咲くのに忙しくて話してらんないの!』という無愛想な声が返って来ました。

そうか、、じゃあ、仕方無いね。ごめん、またね。

と歩き出して、家に帰る道すがら、大きなピンクの椿の木があったので、「もう咲き終わりかけの花なら、もしかしてひまかもしれない」とふと思い、そのピンクの椿の花に話しかけてみました。

『ねぇ、椿さん、何か言いたいことなぁ~い?』
やっぱりすぐには返事が返りません。

散りかけだから、あまり元気が出ないのかも、、なんて勝手に思っていたら、
『う~ん、そうねぇ、う~ん。すぐには返事出来ないわ。しばらく考えさせて、、』
と、少しくぐもった声で言うのです。


そうか、じゃあ、また今度聞かせてね。ありがとう。

と挨拶して歩き出しかけて、ふとその横の今度は真っ赤な椿の花に目が止まりました。
その椿の木の周辺にはもう幾つもの花がぼたぼたと地面に落ちていました。

『椿の花って山茶花みたいにはらはらと散らずに、ぼたっと落ちるからなぁ~』と、思わず私が少々ネガティブな想いで見つめていたら、突然に怒ったような声が。


『あのネ、落ちるのがいいの。落ちたらいいのよ。落ちるから落ち着くのよ』
『落ちなかったら落ち着かないでしょ!』

はあぁ~なるほど。ご明察!!! 


どこかの国の核ミサイルだけは決して落ちて欲しく無いですけどね!?

落ちないで欲しいけど、早く「落ち着いて」欲しいですね。






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