今年の立春は朝から雲一つ無い青空が広がり、あったかい一日でした。
「弘法の井戸」に続き、今度は御香宮神社(京阪「伏見桃山」駅/近鉄『桃山御陵前」駅下車徒歩約5分)に、伏見七名水のひとつ 「御香水」を汲みに出かけました。
平安時代に境内に湧き出た「香りのよい霊水」とのことで、生水も飲めるのです。
その霊水を汲んでかけると言葉が浮き出る「水占い」のおみくじ(¥200)もあります。
何でも試すのが好きな私。
さっそくやってみましたが、「中吉」という文字は読めたのですが、他はかすんでせっかくのお告げの方はよくわかりませんでした。
残念!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拝殿の飾りの色彩の美しさ、本殿の彫刻のきらびやかなこと、、さすがに「桃山時代」だなという感じで(その時代に生きていたわけではありませんが〜笑)とても印象的でした。
★ 御香宮神社
ここは神功皇后が祀られていて、どういうわけか「安産の神様」となっているらしく、
また「病氣平癒」にも霊験あらたかということで、今日が立春で土曜日、しかも好天に恵まれたこともあって、
まあ、ほんとにびっくりするぐらいに、次から次へと「ご祈祷」を受けるために、小さな赤ちゃんを抱いた家族連れや妊婦さんたちが訪れて、社務所の前にも人だかりが途切れることがありません。
が、ラッキーなことにお水を汲む人はそれほどいず、皆さんその場で一口味わっていかれるぐらいでしたので、持参したペットポトルに心置きなく「御香水」を汲ませていただきました。
生水でも飲めるこんなによい水が無料でいただけるなんてほんとうにありがたいです!!!
今回は電車で一人で行ったので、リュックに背負って帰れるぐらい(2ℓペットボトル2本ほど)だけですが、ほんとはもっと欲しかったです♪
水以外にも感心したのは、社務所の前にもの凄く大きなソテツの樹があり、本殿の建築時にはすでに植わっていたのではと言われているぐらいですから、樹齢は5百年近く?は経っている?のではないでしょうか。
私がこれまで見た中では最も大きく、樹勢もよく、幹も太くてほんとうに立派なものでした。
「御香水」もさることながら、このソテツは、神社の極彩色の飾り彫刻と同じぐらい、見る価値の高いもの☆ と感じました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この神社の波動自体は私にはあまりよくわかりませんでしたが(何せ人がいっぱいで)、本殿の裏に廻ると見事な白梅の木があり、ちょうど見頃でよい香りが漂っていました。
私は桜ももちろん好きですが、どっちかと言えば梅の方がもっと好きで、実家の玄関前に亡父が植えていた大きな白梅の木をなつかしく思い出しました。
そう言えば、梅の木だけでは無く、父が大事にしていたハナミズキやあの松の木や父の手製のつくばいなども、いったいどうなったのだったか。。。
何年も誰も住まないまま13回忌の済んだ後、私たち姉妹で相談して実家を更地に戻したのですが、その時、それらの木のことはすっかり忘れていました。
石工だった父が生前に彫って庭に置いていた石仏や小さな句碑など、車に積めるものだけは「父のかたみ」と思って大事に持って帰ったのでしたが。。。
それからいったい何年経ったのか、もう今ではすっかり記憶が薄れています。
今思えばほんとうにもったいないことをしたなという氣がします。
まして、それらの植物さんたちに対して何もお礼も言わず、さよさらも、感謝の挨拶もせずに、本当に申し訳なかったなと思います。
亡父の遺言では「三年はそのまま残して置いてくれ」ということだったのですが。。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全くの余談ですが、こういうことをふと思い出したのは、この「御香宮神社」の社務所の裏に、「小堀遠州」所縁の庭が移築されていて、それを拝観(有料)させていただいたからかもしれません。
その庭が元々あったところに市営住宅が建つため、その貴重な庭が潰されてしまいそうになったそうで、この神社の宮司さんだった方が、それを大変惜しがって引き取られたのだそうです。
なので、小堀遠州が作庭した当時のままの姿というわけでは無いのかもしれませんが、いずれにしてもそのような歴史的な由緒あるものが失われずに済んでよかったなと思いました。
私は小堀遠州のことは名前ぐらいしか知らなかったのですが、この地、伏見のお奉行さまだったのですね!
(もの知らずの私は勝手に、彼は単なる一人の「造園家」!?だったと思い込んでいました)
しかも彼は伏見奉行としても相当長い間に渡って善政をなしたようで、またこの庭によって禄高も大きく増やし「大名」にまでもなったために、この庭は「出世の庭」とも呼ばれているそうです。
立春の佳き日に、たまたまこのような「出世の庭」を拝観することが出来て、何だか2017年がとても好い年になりそうで、幸先のよいスタート♪ にとってもうれしくなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、せっかくここまで出かけて来たからには、やっぱりお昼は何か美味しいものを食べたいな〜と、駅近辺をうろうろ。
幸いにも京阪の「伏見桃山」駅近辺には大きな商店街があり、その辺りをしばらく歩いて見ましたが、オーリングテストではなぜかどこもオッケーが出ません。
実は、この日、朝ご飯抜きで出かけていたので、このまま帰るのはさみしく、ネットで事前に調べた時に、唯一オーリングが固かったおうどんのお店のことがふと思い浮かびました。
が、お店の名前も電話番号もメモして来なかったので、頭文字が「う」だったことしかわかりません。
ともかく駅から徒歩1分ということだけを覚えていて、行けばわかるだろうと思っていたのですが、表通りには見当たらず、、、。
このまま帰るのはもったいないので、その辺のお店に入ってはあちこち聞きまくって、やっとわかりました。
饂の神(うのかみ)という、おうどんやさんです!!!
うどんの専門店と思っていたら、居酒屋っぽい感じでしたが、メニューがとってもたくさんあり、若者がイキイキ、キビキビと働いていて、「おおきに」「ありがとう!」という言葉が何度も飛び交い、しかもバックにはジャズが流れていました。
中は町家風の造作で、私はカウンター席に座りましたが、椅子席の他にお座敷もあるようでした。
メニューを眺めるとどれもみんな美味しそうで、食べてみたいものがいっぱいで迷いまくりましたが、最後はいつも「オーリング」に頼る私♡
そして、オーリングテストではなぜか一番シンプルな「あんかけ」(¥680)になったのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
待つことしばし。
運ばれて来た「あんかけ」を見ると、何と、中には具は一切無く、全くの素うどんしか入っていません。
「えっ、これだけ!?」って心の中で思わず絶句!!!
(すりおろした)しょうがを「その上にかけてください」と、店員さんが豆皿にほんのちょこっと乗ったしょうがを指差したので、思わず「すみません、トッピングでネギをお願い出来ますか」と言ってしまいました。
そしたらすぐに刻んだネギを持って来てくれたので、清算の紙を渡して料金を書き足してもらおうとしたら、「いいです、いいです」と笑顔でサービスしてくれたのです!!!
その「あんかけ」・・・・・これ以上無いぐらいに美味しくて、まさに絶品!!!でした。
お出汁も一滴も残さず、完食しました!!!
私の次に来た常連さんらしいお客さんも席に座るなり、「あんかけ」と一言。
う〜〜〜〜ん、やっぱり「オーリング」って凄いですね。
自分の「直観」!?だけでは、きっとこれを選べなかったと思います。
お腹の空いている時は特に。
それに私の好きな「穴子丼」とセットになった定食もあったので、なおさら。
何せ昨夜の「節分の恵方巻」で、私は穴子の入った巻寿司を「丸かぶり」したところだったので、宇宙さんは(オーリングを通して)私に別のものを食べさせてくれたかったのかも?しれません。
ちなみに、私の郷里の姫路では、この節分の行事は、子どもの頃からありました。
その頃はコンビニとかは無かったので、もちろん巻寿司は母の手作りでした。
もう60年以上も昔の話です。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おかげさまで今回も大満足の水汲み&「立春プチ旅」☆ となりました♪
さて、次はどこへ行くことになるのかな??
今年の「御神水汲み」の旅は、まだまだこれからも続きそうな予感です♪
長い話を最後まで読んでいただきありがとうございました♡
「弘法の井戸」に続き、今度は御香宮神社(京阪「伏見桃山」駅/近鉄『桃山御陵前」駅下車徒歩約5分)に、伏見七名水のひとつ 「御香水」を汲みに出かけました。
平安時代に境内に湧き出た「香りのよい霊水」とのことで、生水も飲めるのです。
その霊水を汲んでかけると言葉が浮き出る「水占い」のおみくじ(¥200)もあります。
何でも試すのが好きな私。
さっそくやってみましたが、「中吉」という文字は読めたのですが、他はかすんでせっかくのお告げの方はよくわかりませんでした。
残念!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
拝殿の飾りの色彩の美しさ、本殿の彫刻のきらびやかなこと、、さすがに「桃山時代」だなという感じで(その時代に生きていたわけではありませんが〜笑)とても印象的でした。
★ 御香宮神社
ここは神功皇后が祀られていて、どういうわけか「安産の神様」となっているらしく、
また「病氣平癒」にも霊験あらたかということで、今日が立春で土曜日、しかも好天に恵まれたこともあって、
まあ、ほんとにびっくりするぐらいに、次から次へと「ご祈祷」を受けるために、小さな赤ちゃんを抱いた家族連れや妊婦さんたちが訪れて、社務所の前にも人だかりが途切れることがありません。
が、ラッキーなことにお水を汲む人はそれほどいず、皆さんその場で一口味わっていかれるぐらいでしたので、持参したペットポトルに心置きなく「御香水」を汲ませていただきました。
生水でも飲めるこんなによい水が無料でいただけるなんてほんとうにありがたいです!!!
今回は電車で一人で行ったので、リュックに背負って帰れるぐらい(2ℓペットボトル2本ほど)だけですが、ほんとはもっと欲しかったです♪
水以外にも感心したのは、社務所の前にもの凄く大きなソテツの樹があり、本殿の建築時にはすでに植わっていたのではと言われているぐらいですから、樹齢は5百年近く?は経っている?のではないでしょうか。
私がこれまで見た中では最も大きく、樹勢もよく、幹も太くてほんとうに立派なものでした。
「御香水」もさることながら、このソテツは、神社の極彩色の飾り彫刻と同じぐらい、見る価値の高いもの☆ と感じました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この神社の波動自体は私にはあまりよくわかりませんでしたが(何せ人がいっぱいで)、本殿の裏に廻ると見事な白梅の木があり、ちょうど見頃でよい香りが漂っていました。
私は桜ももちろん好きですが、どっちかと言えば梅の方がもっと好きで、実家の玄関前に亡父が植えていた大きな白梅の木をなつかしく思い出しました。
そう言えば、梅の木だけでは無く、父が大事にしていたハナミズキやあの松の木や父の手製のつくばいなども、いったいどうなったのだったか。。。
何年も誰も住まないまま13回忌の済んだ後、私たち姉妹で相談して実家を更地に戻したのですが、その時、それらの木のことはすっかり忘れていました。
石工だった父が生前に彫って庭に置いていた石仏や小さな句碑など、車に積めるものだけは「父のかたみ」と思って大事に持って帰ったのでしたが。。。
それからいったい何年経ったのか、もう今ではすっかり記憶が薄れています。
今思えばほんとうにもったいないことをしたなという氣がします。
まして、それらの植物さんたちに対して何もお礼も言わず、さよさらも、感謝の挨拶もせずに、本当に申し訳なかったなと思います。
亡父の遺言では「三年はそのまま残して置いてくれ」ということだったのですが。。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
全くの余談ですが、こういうことをふと思い出したのは、この「御香宮神社」の社務所の裏に、「小堀遠州」所縁の庭が移築されていて、それを拝観(有料)させていただいたからかもしれません。
その庭が元々あったところに市営住宅が建つため、その貴重な庭が潰されてしまいそうになったそうで、この神社の宮司さんだった方が、それを大変惜しがって引き取られたのだそうです。
なので、小堀遠州が作庭した当時のままの姿というわけでは無いのかもしれませんが、いずれにしてもそのような歴史的な由緒あるものが失われずに済んでよかったなと思いました。
私は小堀遠州のことは名前ぐらいしか知らなかったのですが、この地、伏見のお奉行さまだったのですね!
(もの知らずの私は勝手に、彼は単なる一人の「造園家」!?だったと思い込んでいました)
しかも彼は伏見奉行としても相当長い間に渡って善政をなしたようで、またこの庭によって禄高も大きく増やし「大名」にまでもなったために、この庭は「出世の庭」とも呼ばれているそうです。
立春の佳き日に、たまたまこのような「出世の庭」を拝観することが出来て、何だか2017年がとても好い年になりそうで、幸先のよいスタート♪ にとってもうれしくなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、せっかくここまで出かけて来たからには、やっぱりお昼は何か美味しいものを食べたいな〜と、駅近辺をうろうろ。
幸いにも京阪の「伏見桃山」駅近辺には大きな商店街があり、その辺りをしばらく歩いて見ましたが、オーリングテストではなぜかどこもオッケーが出ません。
実は、この日、朝ご飯抜きで出かけていたので、このまま帰るのはさみしく、ネットで事前に調べた時に、唯一オーリングが固かったおうどんのお店のことがふと思い浮かびました。
が、お店の名前も電話番号もメモして来なかったので、頭文字が「う」だったことしかわかりません。
ともかく駅から徒歩1分ということだけを覚えていて、行けばわかるだろうと思っていたのですが、表通りには見当たらず、、、。
このまま帰るのはもったいないので、その辺のお店に入ってはあちこち聞きまくって、やっとわかりました。
饂の神(うのかみ)という、おうどんやさんです!!!
うどんの専門店と思っていたら、居酒屋っぽい感じでしたが、メニューがとってもたくさんあり、若者がイキイキ、キビキビと働いていて、「おおきに」「ありがとう!」という言葉が何度も飛び交い、しかもバックにはジャズが流れていました。
中は町家風の造作で、私はカウンター席に座りましたが、椅子席の他にお座敷もあるようでした。
メニューを眺めるとどれもみんな美味しそうで、食べてみたいものがいっぱいで迷いまくりましたが、最後はいつも「オーリング」に頼る私♡
そして、オーリングテストではなぜか一番シンプルな「あんかけ」(¥680)になったのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
待つことしばし。
運ばれて来た「あんかけ」を見ると、何と、中には具は一切無く、全くの素うどんしか入っていません。
「えっ、これだけ!?」って心の中で思わず絶句!!!
(すりおろした)しょうがを「その上にかけてください」と、店員さんが豆皿にほんのちょこっと乗ったしょうがを指差したので、思わず「すみません、トッピングでネギをお願い出来ますか」と言ってしまいました。
そしたらすぐに刻んだネギを持って来てくれたので、清算の紙を渡して料金を書き足してもらおうとしたら、「いいです、いいです」と笑顔でサービスしてくれたのです!!!
その「あんかけ」・・・・・これ以上無いぐらいに美味しくて、まさに絶品!!!でした。
お出汁も一滴も残さず、完食しました!!!
私の次に来た常連さんらしいお客さんも席に座るなり、「あんかけ」と一言。
う〜〜〜〜ん、やっぱり「オーリング」って凄いですね。
自分の「直観」!?だけでは、きっとこれを選べなかったと思います。
お腹の空いている時は特に。
それに私の好きな「穴子丼」とセットになった定食もあったので、なおさら。
何せ昨夜の「節分の恵方巻」で、私は穴子の入った巻寿司を「丸かぶり」したところだったので、宇宙さんは(オーリングを通して)私に別のものを食べさせてくれたかったのかも?しれません。
ちなみに、私の郷里の姫路では、この節分の行事は、子どもの頃からありました。
その頃はコンビニとかは無かったので、もちろん巻寿司は母の手作りでした。
もう60年以上も昔の話です。。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おかげさまで今回も大満足の水汲み&「立春プチ旅」☆ となりました♪
さて、次はどこへ行くことになるのかな??
今年の「御神水汲み」の旅は、まだまだこれからも続きそうな予感です♪
長い話を最後まで読んでいただきありがとうございました♡