氣分までも紅葉(高揚)するような素晴らしい秋晴れが続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今週末の14.15日にはいよいよ第9回目の「シニア女性映画祭」(大阪・豊中すてっぷホール)が開催されます。
コロナの影響で、会場の定員数が本来の半分になっていますので、どうぞお早めのご予約、ご来場をお待ちしております。
ウーマン・リブ 50周年記念 『 彼女たちがいたから 。』
⭐︎ 第9回シニア女性映画祭・大阪2020
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、そんな中、シニア女性映画祭のスタッフの一人の方から、
下記のクラウドファンディングへの応援の呼びかけがありました。
以前シニア女性映画祭で上映されたことのある台湾映画『日常対話』の元になっている原作本(この映画の女性監督自身の実話)に感動して、
その日本語版をぜひ出版したいと、翻訳プロジェクトを立ち上げられた「台湾映画同好会」の小島あつ子さんが、このクラウドファンディングの仕掛け人となっています。
下記がその彼女からの支援へのお願いの呼びかけ文です。(プロジェクトHPからの転載)
長文ですが、最後まで読んでいただけましたらうれしいです。
そしてぜひとも応援いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
映画『日常對話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ
もうひとつのセルフ・ドキュメンタリー
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これは私の母の物語です。
古いしきたりの残る農村に生まれた母は、
いわゆる伝統的なものから外れた女性でした。
牽亡歌陣を率いる紅頭法師でレズビアン、
たばこをふかしながら麻雀に没頭し、
セクシーな女性の写真が印刷されたビンロウの箱をせっせと集める、
それが私の母です。(本文より)
これは本書の著者でドキュメンタリー映画監督の黄惠偵(ホアン・フイチェン)が、それまで10年間カメラで追い続けた自分の母親を題材に、1本のドキュメンタリー映画を作ろうと決心した際に書いた、最初の企画書の冒頭部だ。2012年のことだった。
文章はこう続く。
母が女の人を好きだということに気づいたのは7歳の頃です。
そして今、7歳になった姪が私に訊ねてきました。
「おばあちゃんは男なの?女なの?」
言葉で簡単に説明できないと思った私は、
映像で彼女にその答えを示すことにしました。 (本文より)
だが映画『日常対話』は、姪の素朴な疑問に答えるためだけに作られたわけではなかった。
小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた作品でもあった。
自らの体験を題材にした映画はベルリン国際映画祭をはじめ国内外で高い評価を得て、最終的には第90回米アカデミー賞に台湾の代表作品として出品されるという、台湾ドキュメンタリー映画としては初の快挙を成し遂げた。
本書は『日常対話』の監督が家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーだ。
同性愛者である母の半生、存在しない父の記憶、母の恋人たち、そして幼いころ過ごした「家」の思い出。「母は女性が好きなのに、どうして結婚して私達を産んだのだろう?」――誰にも明かせなかった著者の体験と胸の内が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られる。
「文章と映画製作は切っても切り離せない関係にはありますが、二つはまったく異なるメディアです。本を書きませんか?と出版社からオファーをいただいたとき、1本の映画に盛り込める情報は限られているので、映画で伝えきれなかった内容を文章にして補足するというのもいいアイデアだと思いました。
映画は母に宛てて書いたラブレターのようなものなので、父親についての描写はごくわずかです。自分と父親の関係を言葉で整理する機会があれば、それは私自身だけでなく映画をご覧くださった皆さんにとっても参考になると思いますし、よりフェアな内容になると考えました。
映画を既にご覧になった皆さんにとっては、この本をお読みいただくことで、より深く私の家族の物語を理解していただけると思いますし、まだ映画をご覧になられていない皆さんは、私の体験したことを、文章によって体験していただけると思います。」(黄惠偵)
著:黃惠偵(ホアン・フイチェン)
社会活動家、映画監督。6歳で母親の営む家業を手伝い始め、10歳で小学校を中退。20歳からは社会運動に従事しながら、ドキュメンタリー映画製作を学ぶ。台北市ドキュメンタリー映画協会秘書長を経て、現在は独立映像制作者として活動。2016年、同性愛者である母親を撮った初の長編ドキュメンタリー映画『日常対話(原題:日常對話)』を発表し、国内外の映画祭で高い評価を得る。日本では映画祭等で上映されたほか、NHK国際との共同制作でテレビ向けに編集された『母と私(原題:我和我的T媽媽)2016』が放映されている。
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壊れた母娘関係を正視し、家族の傷を癒すドキュメンタリー
⭐︎ 『我和我的T媽媽』(同性愛母と私の記録・仮)』を翻訳出版したい!
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この映画『母と私 』の上映はすでに終了していますが、その時、残念ながら見損なった私は、HPに紹介されている短い「予告編」を観て、思わず涙しました。
ぜひ原作本を読んでみたいと、来春(3月頃?)出版予定の日本語に翻訳された本を心待ちしています。
そのためにもぜひぜひクラウドファンディングが成功して欲しいです!!
今月16日がその期限ですが、まだまだ予定した資金が集まっていないとのこと。。
ぜひとも皆さまの応援を心よりお願い申し上げます!!!
クラウドファンディングのカンパがパソコン上でできにくい方は、当日の映画祭会場で、
スタッフの方にカンパを手渡していただくなど、いろいろご協力いただくことも出来ますので、
何卒よろしくお願いいたします。
(私は今回は映画祭のスタッフではなく、一般観客兼勝手な応援団=サクラ!? 笑 として
会場のどこかにいるかと思います。。)
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本日も「光のチャレンジ」にお立ち寄りくださって有り難うございます。
(もしも私の姿を会場で見かけられましたら、どうぞお氣軽にお声かけくださいね。。)
今週末の14.15日にはいよいよ第9回目の「シニア女性映画祭」(大阪・豊中すてっぷホール)が開催されます。
コロナの影響で、会場の定員数が本来の半分になっていますので、どうぞお早めのご予約、ご来場をお待ちしております。
ウーマン・リブ 50周年記念 『 彼女たちがいたから 。』
⭐︎ 第9回シニア女性映画祭・大阪2020
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さて、そんな中、シニア女性映画祭のスタッフの一人の方から、
下記のクラウドファンディングへの応援の呼びかけがありました。
以前シニア女性映画祭で上映されたことのある台湾映画『日常対話』の元になっている原作本(この映画の女性監督自身の実話)に感動して、
その日本語版をぜひ出版したいと、翻訳プロジェクトを立ち上げられた「台湾映画同好会」の小島あつ子さんが、このクラウドファンディングの仕掛け人となっています。
下記がその彼女からの支援へのお願いの呼びかけ文です。(プロジェクトHPからの転載)
長文ですが、最後まで読んでいただけましたらうれしいです。
そしてぜひとも応援いただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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映画『日常對話』の監督が、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ
もうひとつのセルフ・ドキュメンタリー
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これは私の母の物語です。
古いしきたりの残る農村に生まれた母は、
いわゆる伝統的なものから外れた女性でした。
牽亡歌陣を率いる紅頭法師でレズビアン、
たばこをふかしながら麻雀に没頭し、
セクシーな女性の写真が印刷されたビンロウの箱をせっせと集める、
それが私の母です。(本文より)
これは本書の著者でドキュメンタリー映画監督の黄惠偵(ホアン・フイチェン)が、それまで10年間カメラで追い続けた自分の母親を題材に、1本のドキュメンタリー映画を作ろうと決心した際に書いた、最初の企画書の冒頭部だ。2012年のことだった。
文章はこう続く。
母が女の人を好きだということに気づいたのは7歳の頃です。
そして今、7歳になった姪が私に訊ねてきました。
「おばあちゃんは男なの?女なの?」
言葉で簡単に説明できないと思った私は、
映像で彼女にその答えを示すことにしました。 (本文より)
だが映画『日常対話』は、姪の素朴な疑問に答えるためだけに作られたわけではなかった。
小学校すら卒業できなかった不遇の子供時代。さらに著者が誰にも明かせないでいた、かつて父親から受けたある虐待の記憶は、いつしかかたちを変え、著者と母親の間の埋められない深い溝となる。そんな母親と向き合い、関係を修復するために作られた作品でもあった。
自らの体験を題材にした映画はベルリン国際映画祭をはじめ国内外で高い評価を得て、最終的には第90回米アカデミー賞に台湾の代表作品として出品されるという、台湾ドキュメンタリー映画としては初の快挙を成し遂げた。
本書は『日常対話』の監督が家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーだ。
同性愛者である母の半生、存在しない父の記憶、母の恋人たち、そして幼いころ過ごした「家」の思い出。「母は女性が好きなのに、どうして結婚して私達を産んだのだろう?」――誰にも明かせなかった著者の体験と胸の内が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られる。
「文章と映画製作は切っても切り離せない関係にはありますが、二つはまったく異なるメディアです。本を書きませんか?と出版社からオファーをいただいたとき、1本の映画に盛り込める情報は限られているので、映画で伝えきれなかった内容を文章にして補足するというのもいいアイデアだと思いました。
映画は母に宛てて書いたラブレターのようなものなので、父親についての描写はごくわずかです。自分と父親の関係を言葉で整理する機会があれば、それは私自身だけでなく映画をご覧くださった皆さんにとっても参考になると思いますし、よりフェアな内容になると考えました。
映画を既にご覧になった皆さんにとっては、この本をお読みいただくことで、より深く私の家族の物語を理解していただけると思いますし、まだ映画をご覧になられていない皆さんは、私の体験したことを、文章によって体験していただけると思います。」(黄惠偵)
著:黃惠偵(ホアン・フイチェン)
社会活動家、映画監督。6歳で母親の営む家業を手伝い始め、10歳で小学校を中退。20歳からは社会運動に従事しながら、ドキュメンタリー映画製作を学ぶ。台北市ドキュメンタリー映画協会秘書長を経て、現在は独立映像制作者として活動。2016年、同性愛者である母親を撮った初の長編ドキュメンタリー映画『日常対話(原題:日常對話)』を発表し、国内外の映画祭で高い評価を得る。日本では映画祭等で上映されたほか、NHK国際との共同制作でテレビ向けに編集された『母と私(原題:我和我的T媽媽)2016』が放映されている。
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壊れた母娘関係を正視し、家族の傷を癒すドキュメンタリー
⭐︎ 『我和我的T媽媽』(同性愛母と私の記録・仮)』を翻訳出版したい!
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この映画『母と私 』の上映はすでに終了していますが、その時、残念ながら見損なった私は、HPに紹介されている短い「予告編」を観て、思わず涙しました。
ぜひ原作本を読んでみたいと、来春(3月頃?)出版予定の日本語に翻訳された本を心待ちしています。
そのためにもぜひぜひクラウドファンディングが成功して欲しいです!!
今月16日がその期限ですが、まだまだ予定した資金が集まっていないとのこと。。
ぜひとも皆さまの応援を心よりお願い申し上げます!!!
クラウドファンディングのカンパがパソコン上でできにくい方は、当日の映画祭会場で、
スタッフの方にカンパを手渡していただくなど、いろいろご協力いただくことも出来ますので、
何卒よろしくお願いいたします。
(私は今回は映画祭のスタッフではなく、一般観客兼勝手な応援団=サクラ!? 笑 として
会場のどこかにいるかと思います。。)
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本日も「光のチャレンジ」にお立ち寄りくださって有り難うございます。
(もしも私の姿を会場で見かけられましたら、どうぞお氣軽にお声かけくださいね。。)