昨日は漢字の読みについてのどーでもいいような記事を書きましたが、今日も引き続き漢字の話。
先日の新語流行語大賞同様、年末が近づくと発表される今年の漢字。それに倣うつもりでもないけれど、なんとなく毎年自分にとっての今年の漢字は何か?と考えます。
今年はいわゆる不幸続きと言いますか、1月に長姉が亡くなり5月に義母、そして6月に兄と半年に3人を送りました。その間の3月には義父の7回忌の法要もありましたね。
なかなかハードな変化の年だったので、「変」かな?とも思ったし、その変化が激しかったから「激」かも、とも思いました。
でもそのどちらもなんだかしっくりこない。で、さんざん考えた挙句(そんなに真剣に考えたわけでもないですが:笑)、これか?と思ったのが
「減」 でした。
先述の3人の他にも、知人ふたりが病気で亡くなっています。どちらもまだ60代だったんですけどね。人生100年時代だとも言われている昨今、あまりにも早すぎる。
そんなふうに身近なひとが減ったし、実家の片づけでものを減らす作業もしたので、これが一番相応しいのかもと考えました。
今もまだその「減」は継続中。昨日も義母や自分のものを少々処分しました。明日の不燃ごみ回収に、使わない食器を出す予定です。
本当は今年中に義父母の洋服ダンスと和ダンスを1竿ずつ、他にも自分たちでは処分に困るものを業者に頼むつもりでいました。でもそこまでもっていく=処分品をまとめるという
作業に時間がかかるんです。
姉が亡くなったあとの実家の片づけのときもそうでした。ひとり暮らしでものの量は少なめだったはずなのに、親の代のものがまだ残っていたりしたこともあって、結局4か月ほど
かかりました。当時はバイトもあって毎日片づけに通うことも出来ませんでしたしね。
今は義父母の残したものの処分が主ですが、自分のものについてもやっています。昨日は小学校と中学校の卒業アルバムを処分しました。もちろん住所のページはそれなりに処理。
自分のものは自分で判断して処分出来るけれど、義父母のものは私ひとりで判断するわけにもいきません。
相方がサラリーマンならそろそろ二度目の定年も終えて家にいて、時間が充分あるので全部任せればいいのでしょうが、まだ現役の相方にはそんな時間はなく、あったとしても多分
なかなか手をつけないと思います。少しはましになってはきましたが、基本「捨てられないひと」なので。
こうしてみると、ものを減らすことがどれだけエネルギーが必要なものなのかを、思い切り実感した一年だった、ってことですね。それは私の体重にも言えることだけど。