昨日一昨日と畑に行ってきました。相方のめまいなど心配でしたが、天気も続いて収穫するのにもってこいだったし、前回行ったときのキャベツの育ち具合からして、これ以上遅らせる
わけにはいかなかったのです。
幸い相方のめまいはかなりよくなってきたので、頭痛はあるけれど往復運転も出来ました。
タイトルにもあるとおり、今回の野菜の収穫は私が全部行いました。相方は畦や家の周辺の草刈りが溜まっていたこともあって、作物の土寄せの他は草刈りに専念。
まず、前回まだ赤い実が残っていたブルーベリーを収穫しようと、ざるを持って木に近づくと・・・あれ?
ついている実の多くが、まるでドライフルーツのようになっています。
そして前回も威嚇しながらブルーベリーにかじりついていたスズメバチが今回も。しかも数が増えて3匹になっていました。キャーッ!!怖い怖い。君子危うきに近寄らず、です。
それでもいくつかの実を少し採ったけれど、どれも小さな針で刺したようなあとが。どうやらスズメバチがかみついた痕のようです。
持ち帰って家に保存してあるものと比べると、果汁を吸われたからか、みずみずしさに欠けていました。来年はやられないようにしたい。
早々にブルーベリーを諦めて、次はキャベツ。
こちらのほうは夏の後半から雨が多かった影響が出ていて、病気になっているものが多く、一見するとうまく出来ているかのように見えるものも、株元が黒っぽく変色していたり。
はたまた虫にやられて穴だらけだったり。相方によると102個の苗を植えたらしいのだけれど、まあまあなんとか食べられそうなものを含めて収穫したのは56個。
傷んだところだけを取り去って食べられないわけではないけれど、それをやったとしてもまた新たに病変が現れると思うので、涙を呑んでそのままにしてきました。
でもきれいに出来たものはなかなかなんですよ。
薄緑色がとてもきれい。切ってみるとこんな感じ。
芯の真ん中がちょっと怪しげな色をしていますが、巻きもちょうどいいぐらいの固さというかやわらかさというか。味はもちろん申し分ありませんでした。
どういうわけか、採ったうちのひとつがすごく大きくなっていて。
左側のがほぼノーマルな大きさのキャベツ。右のがいかに大きいかおわかりいただけるかと思います。中はどうなっているでしょうね。
こんなに大きいのに病気にも虫にもやられずきれいな状態。家で食べる用のものはほとんど難ありなものばかりだけれど、これだけは家で食べようということになっています。
さて、キャベツの収穫後。私はいったい何をすれば?と相方に問うと、「試しにサツマイモ、掘ってみる?」
3畝作ってあるサツマイモ。品種はしっとり系で人気の紅はるか。
いつももう少し後に掘っていますが、毎回とてつもなく大きなものが出来ていて、使いにくいと思っていたんです。今頃ならちょうどいい大きさかも。
ただうちの畑は元棚田で、地面の下のほうは結構粘土質。掘るのって大変なんです。
最初のうちはそれほどたくさん掘るつもりじゃなかったのですが、やっていくうちになんだか楽しくなってきて。
いや、楽しい、というより、地面の下からお宝が出てくるような気分と言いますか。要するに「欲が出ました」ってあれ。
でも途中まで掘ったところで相方が、「あれ?全部掘るの?そこは他の畝の倍、苗を植えたんだけど」
それを聞いて、やり過ぎたなぁ・・・と思ったものの、ここまでいったらもう最後までやるしかない!と発奮。1畝最後まで掘り上げました。
が
なにしろ本格的なサツマイモ掘りは初。
その結果がこれですわ。
やっちまいました。バッサリと、いわゆる袈裟懸けってあれ?みたいに。これかなり大きい芋だったんですけどね。
こんなにバッサリやったのは他にはないものの、小さな切り傷、すり傷がいっぱいで。まともなものはほんのわずか。
相変わらずすごく大きなものからかなり小さなものまで、大きさはバラエティーに富んでいて、売っているもののようなわけにはいかないもの。もう少しほどよい大きさのものが、
ある程度の数出来ると最高なんだけどな。
今回ひとりで頑張ってしまったのは、もっと大変な里芋の収穫が控えているから。これは多分私の力では彫り上げるのは不可能とみているので、病み上がり(まだ本当に上がっていませんが)の
彼を少しでも手助け出来れば・・・ということで。猫の手よりはちょっとはましだと思うもの。
気温も急に下がってくるようなので、相方はとても気持ちが焦っています。めまいで仕事が出来ない状態があり、スケジュールが押せ押せになっているのと、畑の収穫期が重なってしまうから。
来年はもう少し量を減らさないといけないなと思うんですが、どうももったいない病と言いますか、種でも苗でも全部植えたいみたいです。
そしてなんでも「オレがやる」とひとりでしょい込むんですよ。そんなことやってると、まためまいになるんだよっ!!少しは学んでもらいたいわ。