一昨日に続き、Fさん2回目のレッスンです。
亡くなったお母様のお着物を着て行きたいと言われるFさん、
今日は大島紬と塩瀬の帯をお持ちになりました。
前回はとりあえず通しで名古屋帯まで行きました。
今日は前準備からじっくりと手順を学んでいただきます。
ひとつひとつの動作が、どういう意味を持つのか、
しっかり頭で理解しながら着つけをすることはとても大切なのです。
塩瀬の帯はするすると滑りやすく、少々扱いにくい帯なんです。
それと、塩瀬の帯は手描きの染め帯のことが多く、
つまりお太鼓柄なんですね。
前帯の柄と、お太鼓の柄を、ちょうど良いところに持ってこなくてはいけません。
そのうえ今日Fさんがお持ちになった帯はちょっと古いものですので、
長さが短めです。
そこでいつもより巻き始めの手の部分を短めに取ったり、
お太鼓の裏側の遊びの部分を短くしたりと、
工夫することが必要になってきます。
でも最終的にはとてもきれいに着られましたよ。
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さて、ここで着物姿が美しく見えるポーズについて。
上の2枚の写真を見比べてください。
どちらがきれいだと思われますか。
上の写真は、おまかせのポーズで普通に撮ったもの。
下の写真は、私がいろいろとポーズに注文をつけて撮ったもの。
それ以外に、何の手も加えていません。
はい、当然下の写真の方がだんぜんカッコいいでしょう?
注意したのは以下の点です。
①まず、肩を下げて、肩甲骨をギュッと寄せる
②胸を張って、天に向かって張り出すようにする
③お腹をぐっと締め上げて骨盤を少し前傾させる
これだけでこんなに美しい着物姿になれるのです。
Fさんは少々いかり肩なのが悩み、ということですが、
下の写真ではまったく気になりませんね。
この姿勢を保つためには、背中の下の筋肉を使って
肩を下に下ろしていなくてはいけません。
着物を着ていない時でもこの姿勢をできるだけキープすることで、
確実に背中の贅肉がおちてきれいになれます。
着物を着る方は、着つけだけでなく、
こういったところにもちょこっと目を向けてみてください。
特に写真を撮る場合はぜひお勧めします。
亡くなったお母様のお着物を着て行きたいと言われるFさん、
今日は大島紬と塩瀬の帯をお持ちになりました。
前回はとりあえず通しで名古屋帯まで行きました。
今日は前準備からじっくりと手順を学んでいただきます。
ひとつひとつの動作が、どういう意味を持つのか、
しっかり頭で理解しながら着つけをすることはとても大切なのです。
塩瀬の帯はするすると滑りやすく、少々扱いにくい帯なんです。
それと、塩瀬の帯は手描きの染め帯のことが多く、
つまりお太鼓柄なんですね。
前帯の柄と、お太鼓の柄を、ちょうど良いところに持ってこなくてはいけません。
そのうえ今日Fさんがお持ちになった帯はちょっと古いものですので、
長さが短めです。
そこでいつもより巻き始めの手の部分を短めに取ったり、
お太鼓の裏側の遊びの部分を短くしたりと、
工夫することが必要になってきます。
でも最終的にはとてもきれいに着られましたよ。
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さて、ここで着物姿が美しく見えるポーズについて。
上の2枚の写真を見比べてください。
どちらがきれいだと思われますか。
上の写真は、おまかせのポーズで普通に撮ったもの。
下の写真は、私がいろいろとポーズに注文をつけて撮ったもの。
それ以外に、何の手も加えていません。
はい、当然下の写真の方がだんぜんカッコいいでしょう?
注意したのは以下の点です。
①まず、肩を下げて、肩甲骨をギュッと寄せる
②胸を張って、天に向かって張り出すようにする
③お腹をぐっと締め上げて骨盤を少し前傾させる
これだけでこんなに美しい着物姿になれるのです。
Fさんは少々いかり肩なのが悩み、ということですが、
下の写真ではまったく気になりませんね。
この姿勢を保つためには、背中の下の筋肉を使って
肩を下に下ろしていなくてはいけません。
着物を着ていない時でもこの姿勢をできるだけキープすることで、
確実に背中の贅肉がおちてきれいになれます。
着物を着る方は、着つけだけでなく、
こういったところにもちょこっと目を向けてみてください。
特に写真を撮る場合はぜひお勧めします。
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