Swallow風そよぐ着物展に行ってきました！

大好きな造形作家さんの東風杏・三品雅子さんが、ついに仲間と名古屋に初上陸と聞いて、さっそく行ってきました
場所は本山。決して遠くはないのだけど、あいにくこの週末予定がいっぱいで、何とか土曜の夕方に飛び込みました


三品さんのブログを読んでもらうと、様子がよくわかります
こちらです♪

トリエさんの着物と帯も素敵でしたが、やっぱりお目ては帯留。前からほしかったみ々弥さんの帯締めが買えたのもラッキーでした



久しぶりにお会いした三品さん。相変わらず美しいです～

レッスンの様子

基礎講座も終盤に来ているAさん。
この日は改良枕を使って花文庫を結びました



こういうシンプルな帯結びは最近あまり街では見られなくなってきました。着物がハレの日にしか着られなくなったこともその理由の一つでしょうね。
振袖は成人式に着るだけ、という方も多いようです。一生に何度も着る機会があれば、たまにはこういった古典的な帯で装ってみてはいかがでしょう。

単衣の結城

この季節にぴったりな、薄いペパーミントグリーンの結城紬、単衣です。


小田織物さんで生地も色も自分で決めてお願いしました。おあつらえですね
おあつらえ、なんて素敵な響きでしょうね
他の人とかぶること、ありません。こんな色の紬着てる人はあんまりいないでしょうし。
なんて、一人嬉しくなってしまうのがあおつらえの良いところです

おあつらえなんて、とても手が出ないと思っている人が多いと思いますけど、きっと皆さんがびっくりするくらいこの着物はお値打ちです
おまりお値段のことは書きたくないので、知りたい方はこっそり小田織物さんか私に聞いてくださいね(笑)
デパートのプレタの浴衣よりはちょっと高いかなあ、というくらいです。

さて、このきれいな単衣に合わせてるのは博多帯。昔ネットで買ったものですが、今あまりない柄で気にいっています
シンプルですが、良い感じだと思いません？

総絞りの振袖

ご友人の結婚式に出席されるというM様に、振袖の着付けをさせていただきました。
最近はあまり見ることのない、総絞りの振袖です



胸の豊かな方でしたので、胸にも肩にも補整を入れず、補正は腰だけにしました。総絞りの厚みを考慮に入れると、余分な補整は仕上がりを悪くしてしまいます。



今から車で美容院にいらして、その後結婚式場と披露宴会場への移動もすべて車とお聞きして、帯結びはお太鼓系に決定。後ろへの出っ張りがあると、乗り降りするたびにぺしゃんこになってしまいます。その点、ふくら雀のようなお太鼓系の結び方の場合は厚みがない分、着ていてとても楽ちん。背もたれにもたれたって大丈夫なんです

M様は背も高い方でしたので、大きめに羽根を取り、さらにお太鼓の上から逆箱ひだでもう一枚羽を足してみました。

この日は５月にしては格別に暑く、30℃を超しそうなお天気でした
この暑さの中総絞りの振袖は、さぞかし暑かったと思います。でもきっと、会場がいっそう華やかになったことでしょう

M様、本日はご依頼ありがとうございました。

デニムの着物に博多献上帯

だんだん気温が上がってきたので、デニムの着物を着ました。単衣だもんね、涼しいです


白地の博多献上帯を合わせて、モノトーンでまとめてみました。すっきりと爽やかですよね。関東風な着方かな。私もこんなの結構好きです


帯は角だし。