Belleの着物生活

いつもはジーンズ、時々きもの。
Belle(ベル)きものサロンの着付師が
日常をお伝えします。

着物でご家族写真

2017-03-31 | お着つけ
この日は、お嬢様の中学ご卒業・高校ご入学に際して、ご家族で記念写真を撮られるA様の着つけをさせていただきました


誂えられたばかりの、薄いブルーの附下げ。とても美しい刺繍が施されていました
大変華奢でいらっしゃるA様、お写真ということもあり少し多めの補整を入れて胸高にしてあります。

首の細い方ですので、襟元はあまり首から離れないようにしています。
全体にワントーンで上品にまとめられたコーディネートが素敵でした
素敵なお写真を撮っていただけたことと思います。

本日はご依頼いただきましてありがとうございました!

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大学院の卒業式♪

2017-03-27 | お着つけ
この日は大学院の卒業式に出席される才媛お二人の着付けをさせていただきました新しい門出のお手伝いをさせていただくのは、とても嬉しいものですね

お一人目は美容院でのお着付けでした。

お母さまが着られた振袖と帯に、ご自身で選ばれたという帯締めや帯揚げ。珍しく帯締めは平組(丸くなく、平らに組んであるもの)でした。シンプルな小物を選ばれているので、着付けもすっきりとシンプルにさせていただきました
充分に華やかな振袖ですから、このように帯周りをシンプルに仕上げることで、よりいっそう着物の華やかさが目立つように思います。

古典結びにしようか迷った帯ですが、かなり薄手の帯でしたので敢えてひだをたくさん作った現代風の結び方にしています。


お二人目はサロンでの着付けのM様。成人式に着られた振袖に袴を合わせてお召しになりました

黒地の振袖に緑の袴は、レンタルが主流の卒業式ではきっと目立ったことと思います

装いの格を決めるのは袴ではなく、下に来ている着物です。第一礼装の振袖を合わせることで、大学院の卒業式にふさわしい、格調高い装いになりました。

この春からは社会人になられるお嬢様方、学生最後の式典に着物を選んでいただき、とても嬉しく思います。4月からのご活躍を心よりお祈りしています。
本日はご依頼いただき、誠にありがとうございました!
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結婚式の色留袖

2017-03-25 | お着つけ
この日ご依頼いただいたのは、ご親族の結婚式に出席されるY様。落ち着いたブルーグレーの色留袖をお召しになりました


五つ紋の色留袖は、黒留袖と同格ですので、ミセスの最上級の礼装です。
黒留袖と違い明るく装うことができるので、若い既婚の女性にはぴったりですね
この地色は年齢を選ばない落ち着いた色ですが、前側に大きく描かれた色柄が若々しく、Y様にとてもお似合いでした

やはり補整の入れ過ぎには気をつけましたが、ヒップの上にはしっかり補整を入れて、帯の収まりが良くなるようにしてあります。

お嬢様方の賑やかな声が響き、とても明るいご家庭のY様。ご一家でお出かけの結婚式は、きっととても華やかだったことでしょう

本日はご依頼いただき、ありがとうございました!
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パーティに着物で

2017-03-24 | お着つけ
この日着付けに伺ったのは、恩師の記念パーティに出席されるというK様。
艶やかなブルーの訪問着をお召しになりました


ブルーの地色に流れるような辻が花の模様が美しいですね。
すらりとした長身のK様、その良さを生かすような着付けを心がけました。肩のくぼみには少し補整が入っていますが、他には極力余分な補整を入れずすっきりと縦長になるようにいたしました

パーティということでしたので、衣紋は少し多めに抜き華やかさを出しています。
楽しいパーティをお過ごしになられたでしょうか

本日はご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。
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メガネですみません( ;∀;)

2017-03-21 | 本日の着物
このところ花粉症がひどく、この日はついにコンタクトレンズが入れられず、メガネで着物となりました。すみません…


着物ですが、フツーの大島紬です大島、皆さま一枚はお持ちなんじゃないでしょうか。昭和の頃、大流行しましてうちの母もいろいろ購入してたみたいです。結構なお値段だったと思うのですが、周りの方々も大島、大島とこぞって手に入れられたらしいです。あの時大量に売買された大島、今はどうなっているのでしょうね。
薄くてしなやかで、丈夫でしわにもなりにくい大島紬。本当に素晴らしい着物地ですね。生糸を染めて織りあげるまでに気の遠くなるような多くの過程を経ている大島は、とても高級だけれどやはり普段着。これこそ最高の贅沢ですよね

前置きが長くなりましたが、普通の大島紬はちょいと地味なので、帯周りを若々しくしてみました。明るい色目の生紬の帯に若葉色の帯揚げ、ピンクの帯締め。これだけで春らしい雰囲気でませんか
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