夏にご親族の結婚式が控えているTさん。
それまでに留袖を着られるようになりたいとのご希望があったので、この日は初めて留袖に挑戦しました
留袖には「比翼」というものが付いている場合が多いのです。衿や袖口、見頃の裏に白生地を縫い付けて、あたかももう一枚中に白の着物を重ねているように見せるものです。「重ねる」ことでさらに目出度さを増すという意味のようです。
ところがこれが着付けるとなると難物でして

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まず重い!そして衿がうまく決まらない!
小紋はあんなにきれいに着られたのに・・・とがっかりしてしまいます。
でも、最初はだれでも苦労するんです。何度も着ているうちに必ず慣れて来るので、これはもうひたすら練習あるのみ

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さて、Tさんもずいぶん苦労して留袖を着てみました。
ちょっと衿元が決まっていませんが、その他はうまくまとめましたね。
まだ留袖用の帯揚げがないので、ピンクのもので代用しています。
格調高い綴れの帯、素敵です。
もうちょい垂れが短い方がいいですが、お太鼓はきれいに結んでいます。
仕上げるのにずいぶん時間がかかっていましたが、これから少しずつスピードもアップしていきましょう。