お太鼓柄の名古屋帯の練習

今日Sさんはきもの基礎コース7回目のレッスン。
名古屋帯の中でも、お太鼓柄のものを使って練習しました


前帯の柄も、良い感じの位置にきましたね。着物もきれいに着られています。


お太鼓の柄出しもうまく行きました！
背が高いSさん、ほんのもう少しお太鼓のたれが長いとバランスが良いかも、とアドバイスしました。

基本の形はちゃんとふまえた上で、自分の体型に合った着つけができると、美しい着つけにつながります。まだ基礎の生徒さんには難しいかもしれないけれど、意識だけは持ってほしいと思っています。

今日は初釜♪

おめでたい、今日は初釜の日
なので、いつもと違ってちょっと華やかな着物で出かけます。場所は熱田神宮会館。


私が着たのは、母からもらった刺繍が素晴らしいつけ下げ。春らしい色合いですね。


ブルーグレーの華紋模様の袋帯、帯揚げはゑり萬さんの飛び絞り、帯締めは道明さんの笹浪組です。
道明の笹浪組は、薄手なのにしなやかでとても締めやすく、下がりやすい袋帯をしっかりと抑えてくれる優れものです。


仲間と。皆さんとても華やかです。


高校生の二人。すっごくかわいらしい振袖姿です。向かって右のお嬢さんは、仲間と二人で着せつけました。


そして一番個性が際立っていたのが彼女。お洋服もいつもおしゃれですが、着物にも主張が表れていますね。お茶会らしくないと言う人もいるかもしれませんが、私は彼女の個性、大事にしてほしいと思います。
聞いてみると、着つけは自分ではできないとのこと。残念です。こういう方こそ、ご自分でさっと着物を着て出かけてほしいのに。彼女を見て、また着物の魅力に気がつく人もきっと現れるでしょう。
ぜひ着つけを習って、着物をもっと着てねとおススメしておきましたよ。

初級講師認定テスト！

きもの基礎講座のKさん、Mさん、Nさんの3人は、このところかなり濃密にレッスンカリキュラムをこなしてきました。まだ一部カリキュラムを残してはいますが、この日初級講師認定のテストを受けることになりました。

テストは実技と学科の2つ。
実技は外出着（たれもの。紬や綿・ウールは不可）と袋帯の二重太鼓を15分で着る、という結構厳しいものです。

テスト前の練習の時から、ほとんど私語がないほど集中していた3人。かなり緊張した様子です。私はタイマーとともに見守る立場。

小物類をすぐ取れるようにセットし、長襦袢をはおったところでスタート。部屋にはシュッシュッという衣擦れの音だけが響きます。


15分できっちり仕上げた3人。よく頑張りました。着つけの各ポイントをチェックして採点しましたが、皆よくできていました。細かいミスはいろいろあるけれど、まだこれからじっくり腕を上げていってほしいと思っています。

実技のあとは学科試験。B4一枚の知識問題でしたが、こちらも皆良く勉強してきて、余裕の合格点でした。

正式の認定はまだ先ですが、本当によく頑張りました！
これからもまだまだ勉強することばかり。しっかり習いましょうね！

間に合うか・・・？

基礎コース6回目のSさん。
2日後にお友達の結婚式があるそうです。ホントは自分で着物を着たいところだけれど、さすがに袋帯はまだ締められないからと、私に着せ付けの依頼をしていました。

でも前回までのレッスンで、着物はとてもきれいに着られるようになっていたし、頑張れば袋帯もできるかもしれません。

そこでこの日は急遽レッスン内容を変更し、袋帯の特訓になりました。また、礼装の着方も一緒に練習しましたよ。


何度も何度も練習して、何とか一人で袋帯を締められるようになりました

本番ではもうちょっと補正をしっかりするようにお伝えして、レッスン終了。


そして2日後、「一人で着れました！」と嬉しいメールが届きました。少し時間はかかったらしいですが、何とか頑張って訪問着と袋帯を着て、結婚式に行けたようです。良かった良かった！
次回のレッスンではそのお話を聞くのが楽しみです。

初めて締めた帯！

フリーコースで2回目のレッスンのOさん。
前回は着物まででしたが、今日初めて帯まで締めました。


どうです？すごく素敵だと思いませんか？
仕上げはちょこっとサポートしましたが、きちっと手順に従って着れば、こんなにきれいに着られるんです。


後ろ姿だって、ばっちり。
それに何だかとても女らしく、しっとりとした立ち姿でしょう？

実はOさんは日本舞踊を習っていらっしゃるのです。着物を着たらどうすればきれいに見えるか、知っていらっしゃるんですね。

丹田に力を入れて少し腰をおとし、肩を後ろに下げて胸を張る。
ほら、それだけでこんなにきれいな立ち姿になるんです。見習いたいところですね。

お稽古に着物で行きたいし、歌舞伎やランチにも着て行きたいと一生懸命レッスンを受けてくださるOさん。この調子で頑張れば、春の歌舞伎は颯爽と着物姿でいらっしゃれそうですね！